AUTOMATON(1)

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AUTOMATON(1)

  • 著者名:倉薗紀彦【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2018/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065113868

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内容説明

とめどなく進化する暴力の技術。混沌の時代が、ヒーローを生んだ。/そう遠くない未来の日本。高校生・明(あきら)は先行きが見えない居候生活を過ごし、自らの夢を諦め始めていた。一方、世界的なロボット企業・ロック社のCEOであるトマ・ロックは、何年もかけて準備段階にあった計画を実行に移そうとする。狂い始めた世界に救いをもたらすべく開発したのは、戦闘機体「オートマトン」。両者の出会いが、物語の始まりとなる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トラシショウ。

18
そう遠くない未来。先の見えない人生に諦観を抱え生きる少年・明。突如拉致され、連れてこられた場所で遭遇する奇妙で、そして危険な「テスト」をクリアした彼は、稀代の天才科学者にして巨大コングロマリットCEO・トマ・ロックの秘密裏に建造した28型装甲戦闘機体・「オートマトン」に精神転送(マインドアップロード)する事で、さながらスーパーヒーローの如き「訓練」を経験する事になる。設定は悪くないし画力も高い。描かれるドラマ性も極めて良質。ただ、デザインが致命的にカッコ悪いのはどうしたものか・・・(以下コメ欄に余談)。2018/05/26

JACK

17
☆ そう遠くない未来の日本を舞台にしたSFアクション作品。世の中の仕事はロボットに奪われ、労働人口の7割が非正規雇用。治安は悪化し、犯罪率は10年前の4倍になっていた。両親を事故で失った明(あきら)は、叔母の家に居候しており、ロボット関係の仕事をしたいという夢を諦めかけていた。そんな時、彼の前にロボット開発企業のカリスマ経営者トマ・ロックが現れる。彼は明を人型戦闘兵器オートマトンのパイロットとして採用したいと持ちかけるのだった。よくあるヒーローものとはちょっと違った正義の物語。沢山の人に読んでほしい。2018/05/26

ぱんがいあ

1
有りがちっちゃ有りがちな設定なんだが、「ロボットに職を奪われつつある社会」を描こうとしてるな。進行形でそこをちゃんと描ければそれだけでも快作。 ラストにわかりやすい「敵」の登場で、どうなる次巻!2019/07/24

1
3.5 作者初読。非常に大友克洋チックな画風で、フィードバック可能な感覚拡張型の遠隔操作ロボットというガジェットも、デザインも含めて現代的というよりは90年代的だと感じる。やってることはヱヴァンゲリヲンそのものだもんな…デザインはアイアンマンとかそっち系だけど。主人公像とか演出はいい感じなので読んでいる限り普通に面白いんだけど、既視感があるのは否めない。2018/12/25

ともや

1
ミッション!政治的価値の無いジャーナリストを奪還せよ!それに似た実話知ってるな。 ミッション!ジャンキー労働者を救出せよ!だらだらと説明するおっさんに一喝「話長い!」 ロボットの話だけど人間の心のお話でもある2018/08/11

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