内容説明
スイボク師匠からの許可も下りて、お嬢様の護衛任務だけではなく、
剣術の指導まですることになってしまった。
同じ日本人である祭我や外国の王子トオンだけではなく、
街のチンピラや近衛兵にも稽古をつけることになるなんて!?
そんなこととは関係なく、アルカナ王国の大貴族カプト家が隣国と戦争をすることに。
カプトの領地へ攻め込んで来る軍隊はチート装備だそうだが、
迎え撃つカプトにもチート能力者がいるらしくて?
地味な最強剣士サンスイの異世界冒険譚、待望の第2巻!
※電子版は書き下ろしショートストーリー『苦味』の特別付録つきです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みしぇるしゅーまは
3
悟りのような作風からだろうか、すべての登場人物の心が澄んでいるように感じる。全体を通してハラハラドキドキのような展開はないが、平坦というわけでもない。さながら自然と海面を見続けてしまうように、飽きのない魅力がある。剣聖の周辺が今作では多く語られており、彼の師である人物の最強への哲学のようなものが面白い。穏やかなファンタジー。新たな弟子。ヒロインの婚約者候補。最強の愚者。物語は一歩一歩確実に進んでいく。ここからどのような展開が繰り広げられるのか、期待している。2020/02/29
etorm
1
専属魔術師さんはキャラ名つけてあげても良かったのでは。2020/02/21
KOU
1
3巻の発売を機に、電子版で再読。 電子版特別付録は、書き下ろし短編『苦味』で雷切の直後の話。同じような話は何度も読んでるので、あんまりうれしくないな。2019/03/29