内容説明
「俺ツエー！」のはずが、まずは修行五百年!?
神様のミスで死んだ俺、異世界転移のギフトはチート能力じゃなく、
森の中で朝から晩まで素振りし続ける地味～な修行の日々だった。
日の出とともに木刀を振り、日の入りとともに就寝するうち、
「素振り楽しい」「修行楽しい」と仙人思考も板につき。
このままこんな日々がずっと続くと思っていたのに…
突然森に銀髪の赤ちゃんが！
子連れ剣士は森を出て、ここから彼の本当の異世界冒険が始まる！
※電子版は書き下ろしショートストーリー『ソペード領地へ行こう』の特別付録つきです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じお
5
★★☆☆☆ 神様の手違いでうっかり死んでしまった白黒山水は異世界で仙人の素養をもらって修行すること５００年、気づいたら最強クラスの強さを持っていた、なろう系俺TUEEE作品第１巻。まぁなろう系というほか無い作品。導入がギャグで修行する過程も５００年いきなり飛んで超強くなってましたなので、実際少し捻りを加えた俺TUEEE。別に文章が上手くもなく（というかむしろ分かりづらい）ストーリーは面白くなく、戦闘描写や設定が凝っているわけでもない。あとがきで主人公は努力型の人間で→2020/05/08
こも 零細企業営業
5
確かに仙術って地味だもんね。 護衛対象のお嬢様が傲慢だってのは新鮮だわw2019/06/23
策太郎
5
ハンターハンターのネテロ方式で朝から晩まで剣を素振りしていたら解脱して仙人になって500年たっていたという出落ちかよっていう設定。ギャグ作品として読んだら楽しめる2018/12/23
加賀ますず
4
神様の手違いで死んでしまった白黒山水。お詫びにと特殊なスキルと仙人の元で修行できる権利を与えられ、仙人になるための修行を重ねることに…。そして５００年の時が過ぎた頃、偶然一人の娘を保護した山水は、人里で女の子を育てることになったのだが…。シンプル俺TUEEEE系。しかし主人公が仙人の修行を重ねまくった故に達観していて、俺TUEEEEにありがちに鬱陶しいメタ語りがないので快適。2022/05/18
みしぇるしゅーまは
4
異世界に神様の手違いで転生させられ最強を望んだら、仙人の元で500年修行を積むことになり、なんやかんやあって赤ちゃんと下界に旅立つ少年の話。500年修行を積んだ主人公は流石仙人というべきか、強さが異次元。強いのだけど、生き方はかなり謙虚で、草食系というか地味。技も奥義もない強さだけれど、考えや戦い方にはかなり好感がもてる。今後どうなるのか、楽しみである。地味×最強の作品を通して強く感じたのは作者の人柄と、奥行きある考え方。きっと落ち着いた人なのだろうと勝手に想像してしまう。これからの作品にも期待したい。2020/02/29
