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内容説明
【自分が自分でなくなる…そんな感覚が理解できる？】
この田舎は実験場だ。茜達は脳を本体として複製されたクローンでありクラスメートの中に首謀者の正体が紛れていることが明かされた…。間違えれば殺される“正体を当てる賭け”に翻弄されていく茜は、ついにある決断を下す…。友情と信頼、未来まで侵食する時間跳躍サスペンス!!
(C)2018 Imari Arita
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うまる
24
4巻。まだまだ謎呼ぶ一筋縄にはいかない展開で面白かったです。核心に迫るにつれ、絶望具合も凄くなってきました。悲惨なシーンも多めで、とくにかわいい絵からのなんちゃって♪ＢＢＱシーンは夢に見そうだわ。 今回の予告もなかなか。都会でトイレを探せないってのも、ある意味ホラーだよね。ハッピーエンドになるのか？？最終巻楽しみです。2023/03/22
トラシショウ。
23
前巻より承前、再び単独で旧保健室に侵入したさやかの出会う変わり果てた姿の茜(の複製)の謎から、｢首謀者｣の指示で動いているという栗尾から告げられた｢このクラスの中にいる首謀者を当てられたら今のメンバーは全員生還させられる｣という｢賭け｣によりタイムリープで50年近く繰り返して親しんできたクラスメイトを疑わねばならなくなる茜の苦悩が呼ぶ独断と暴走を経て、遂に茜の前にまで現れる変わり果てた姿の茜の複製。あと二回がリミット、という事は終わりも近いのか、脳を保存する機械の寿命かもしれないけど(以下コメ欄に余談)。2018/10/06
レリナ
19
救われない。首謀者の正体を突き止めようとする茜達。しかし中々うまくいかない。これからどんな展開になっていくのか、楽しみ。どうやら終わりも近いようなので、どんな結末になるのか、座して待つ。タイムリープものとしては傑作。ここまで予想ができない内容のものをよく考えついたなと思う。茜達は首謀者の正体を突き止めることができるのか、気になる。次巻に期待。2018/10/13
わたー
12
★★★★☆首謀者との賭けに勝つため、仲間を疑わざるを得なかった茜の葛藤がすごくクる。あと2回のループで解決するのか？時間跳躍ではないと判明してからも、頑なに時間跳躍といい続ける首謀者の意図は明かされるのか？次巻に期待したい。2019/01/22
参謀
1
茜は首謀者との賭けに挑むも失敗…仲間を疑った後悔で、精神が壊れ始め、クラスメイトを残虐に殺すまでになってしまう。それでも繰り返される世界に終止符を打つべく、皆の脱出案を提案する。監視者がいる中、それは達成するのか？次巻最終巻。2019/04/29
