ガンガンコミックス はっぴぃヱンド。 2巻

著者名：有田イマリ【著者】

スクウェア・エニックス（2018/01発売）

• ISBN：9784757555884

内容説明

【怨みも憎しみも、怒りも悲しみも、廻り続けて溶けていく――。】
この田舎は、何かが奇怪しい。みんなと過ごす楽しい毎日を繰り返し、ルールを犯すと凄絶な死を遂げるループ。そして死を体験する前の記憶を持つ茜とさやか。しかし謎の真相に近づけば近づくほど、悲しみの坩堝に堕ちていく――。絶望と喪失、常識が瓦解する時間跳躍サスペンス!!
(C)2018 Imari Arita

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[うまる]

2巻。うわぁ。謎に進展ありと思ってからの、某キャラのループの孤独がエグいわ～。記憶引き継がないのが、まだ救いかな。そして全然参考にならない次巻予告！ニセ予告も絶好調ですね♪

2023/03/14

[トラシショウ。]

「外」からやって来た茜以外の村の中で唯一、時間跳躍、及び繰り返されている時間について正しく認識していたさやか。茜との情報共有から事態解決の為の糸口を探る為、時を同じくして行方不明となり、また村の人々の記憶からも消去されたいづみの消息も探る為、あまりに危険な綱渡りが始まる。ほぼ全編に渡り、百回近い回数の繰り返しに挑むさやかのお当番回。大人びているとは言え、わずか小二の少女が背負うには苛酷過ぎる苦難に心が焼き切れそうになった時、茜が気付いた自分達の共通点とは。ジワジワ面白くなって来たな(以下コメ欄に余談)。

2018/01/28

[レリナ]

可愛い絵柄でハードな内容。一体この村で何が起こっているのか、気になる。旧保健室に隠された秘密がどんなものなのか。1人その謎に挑むごとに何者かに殺されるさやか。孤独な戦いに茜の存在すら忘れそうになる。村の秘密が徐々に明らかになりつつあるので、黒幕が誰なのか気になる。今回はさやかが主人公をしていた。記憶が戻った茜が殺される前に謎のチップ。これが何を意味するものなのか、さらに謎が深まった。時間跳躍を繰り返すごとに深まる謎。第三者の正体。次巻が非常に気になる。次巻に期待。

2018/02/03

[わたー]

★★★★☆茜とさやか。時間跳躍前の記憶を残している彼女たちの戦いが始まる。徐々に明かされていく真実。暗躍する黒幕。ひとりきりでトライ&エラーを繰り返すさやか。かわいい絵柄とはウラハラなハードな展開で面白かった。

2018/01/22

[とにざぶろう]

田舎へ転校した女の子が何度も殺されてループする話。ひぐらしの泣く頃にが思い出されるけど、雰囲気だけ踏襲して設定はまるで別物。情報の開示の仕方が上手くてやっぱり引き込まれる。続き期待。

2018/01/23