内容説明
レストラン、店頭でおなじみの食材から、新しい輸入食材、珍味まで、味・調理法・旬・価格などをカラー図版2000点で紹介した食材事典。野菜・きのこ約500種、果物約200種、魚約350種、肉約150種、豆・穀類約150種、調味料約150種を収録。索引付き。
目次
野菜・きのこ
果物・種実
魚・貝・海藻
肉・卵・乳製品
穀物・豆
調味料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
6
ブックオフにて。親本は1995年刊行で、この講談社プラスα文庫版は1999年刊行▲調味料/味噌の項、〈みそを手作りする家庭も減り、〉てのに驚いてしまった。もう桶や樽から見る機会がない▲戦後の20世紀半ばから変化した野菜。ニンジン/かつて金時人参などは赤黒く細長く、またカロチンを含まないのでいわゆる人参臭さがなかった。ニンジン嫌いな子どもって戦後の現象なのね…。玉葱/日本での栽培は明治から▲野沢菜はカブ、ズッキーニはカボチャ、エシャロットはらっきょう。青菜類はアブラナ科だが、レタス•ちしゃはキク科。2022/06/05
アイロニカ
2
初版は1999年と少し時代を感じさせる文庫サイズの事典である。食全般について関心が薄いため何かしら興味のフックをつくれるかと思い読んだ。ほぼ全ページに渡ってカラー写真が使われており眺める分にも悪くない。食材の100gあたりの価格もページ下部にあるが、食材自体の大まかな重さが分からないうえ、時代による価格変動も考えると参考にはならないかな。栄養素的な数値の要素は物足りないが、文化やしきたりを感じさせる味覚についての解説文は興味深いものがあった。2019/01/04
さくらんぼの母
1
食材の特徴、旬や原産地などわかりやすく解説されています。文庫本サイズですが、中身はぎっしり。いつも手元においています。
neo
0
これはタメになる。料理はしないけど2012/12/09
まひる
0
網羅性◎。ビジュアル◎。コンパクトさ◎。情報量の過不足◎。文章の味わい◎。このバランスの良さって、そうとう作り込んでありますよね?読むほどに、いい仕事!と惚れぼれ。探したい食材が載ってないと萎えるけど、詰め込まれすぎても読む気が失せる。でもわざわざ調べるからには、「おおっそうなの?」っていう発見は欲しいし。そんな欲張りゴコロに、しっかり応えてくれてます。解説の表現が、「うまみの濃さ」「歯切れのよい食感」「絶好の一品」「野生ならではの風味や味わい」等々、書いてる人の「食べたい!」気持ちに感情移入できていい。2011/09/09
-
- 電子書籍
- 隣人は鬼畜上司~溺愛マンション暮らし~…
-
- 和書
- #エンリケ空間