内容説明
その男――稀代の英雄か、 それともただの人か。
富と名誉、そして力。栄光を求め、危険を顧みず、
世界各地の宝物殿を探索するトレジャーハンター達の黄金時代。
トレジャーハンターになろうぜ――
クライ・アンドリヒと幼馴染達との誓いは、
挫折を余儀なくされたはずだった。
クライには何一つ才能がなかったから……。
にも関わらず、何故かいや増していく周囲の期待。
跳ね上がるのは命の危険。
人間離れしていく幼馴染達が大暴れするたびに、
クライの土下座スキルは高まっていく……！
これは一人の青年が円満引退を目指す物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
28
勘違い系のコメディだった。シーフの仲間の性格破綻振りにドン引きwソレに慕われるマスターって何者？変なフェロモン出してるの？？wそのシーフの弟子に新メンバー募集の時に来ていた連中を率いて高ランクの冒険者が行方不明になった迷宮の探査に行かせた。そして、あまりの高ランクなボスが出て来て弟子達が絶対絶命と思いきや、加速して止まれなくなっていたマスターがボスを偶然轢いて命を助けるが、奇跡はそう簡単に起こらない。今度こそ絶対絶命と思ったら。師匠のシーフが現れてあれだけ苦労していたボスを鎧袖一触で倒してしまう。2019/08/27
みにうさー
27
主人公がめっちゃ弱いのに、周りから強いと思われてて爆笑したwww適当に言ったことが本当に起こって、本人が一番びっくりしてて可愛えぇ_:(´ཀ`」 ∠):クライさんは弱いけど、イケメンだから…まあ、いっか！w面白すぎるからオススメ！2022/06/04
ℳℯ
16
★★★★☆ WEB版既読＆再読。個人的に気に入っているラノベシリーズのうちの一つ。構成も伏線回収もキャラの個性も巧みで相変わらず面白かった。ただ一つ気になる点を挙げると、クライがティノ率いる闇鍋パーティ達の命を少々軽んじているところだが、勘違い系ということでそこはしょうがない部分だと思っている。一巻はまだまだ序盤で面白みに欠けている部分もあるが、ここから物凄く面白くなってくるのでこの巻をつまらなく感じた方でもギャグが好きな方や勘違い系が好きな方には続刊も是非読んでもらいたい。2021/04/08
leo18
12
才能ある幼馴染と作ったパーティのおかげでランクは上がり、期待も上がるクライ。『影から助ける魔王討伐』の方もそうだけど、こういう勘違い系コメディは巧い。キャラも立ってて魅力的で爽快感ある展開。他の幼馴染たちの登場も楽しみ。2018/09/08
ささきち
11
幼馴染6人が探索者として夢見ていたのだが、主人公を除いた5人は才能があり今では英雄と言われるほどだが自分だけ才能がなく皆の足を引っ張って自分が抜ければ幼馴染はもっと上に行けるという追放系作品なのかな？と思っていたが幼馴染の1人が「役割がないならリーダーをしろよ」という発言からこの作品を勘違いしていたことを悟りましたね。そして始まったのがメンタルと実力がクソ雑魚のクライだが、周りが彼のやることなすこと全てを深読みしてさすマス！と崇め恐れるコメディ作品だったとさｗこの手の勘違い作品は好きだからこの厚さも 2021/10/13
