内容説明
クライの活躍で(?)呪物騒動も一段落し、平和を取り戻したように見える帝都ゼブルディア。しかし、まだ事件は終わってはいなかった!
妹狐の策謀によって発動した最凶最悪の呪物――精霊人の女王シェロが残した呪いの宝玉「真紅の精霊石」。
これまでいくつもの国を滅ぼしてきたというその呪いが帝都をも滅ぼそうとする時、《千変万化》クライ・アンドリヒが空を飛ぶ!!
帝都を、そして世界を守ることは出来るのか……!?
大人気勘違いファンタジー、待望の最新刊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ささきち
7
今回は呪物編の後半とユグドラ編前編という構成、この変則的な構成は今後も続くんかね〜?できれば1冊にまとめるか後編1冊にしてまとめて欲しいものよ。呪物編なんだけども…なんかさ陰キャが陽キャのインスタグラムを見るとか幼馴染だった相手が自分以外の相手と結婚します報告しているのを見て精神崩壊したって感じでな、ここまで騒がしといてそれで終わるのか!?としか思えんが長い間呪うなんてしている陰キャにはあまりにも眩しすぎる光景だったんだろで納得…してもいいのかな?でもこの作品らしい終わりではあるか。そんで後半のユグドラ編2022/11/30
ほにょこ
2
★★★☆☆ 考えなしの主人公のおかげでうまくいくこともあれば被害を受ける人も。クリュスとかがひどい目にあっていました。恐ろしい呪い、強すぎる敵、世界が滅びてしまうかもという状況にあっても緊張感ゼロ(笑)。面白いことは面白いのだけれど今回もすっきりと終わりにならなかったため満足度は高くありません。2022/11/09