幻冬舎文庫<br> 孤高のメス 神の手にはあらず 第4巻

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幻冬舎文庫
孤高のメス 神の手にはあらず 第4巻

  • 著者名:大鐘稔彦【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 幻冬舎(2018/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344413894

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内容説明

死亡肝移植によって一命をとりとめた大川が拒絶反応を起こし、再手術のため台湾へ来る。当麻は翔子もまた病魔に侵されていることを告げ、自らメスを執った。最愛の翔子と共に生きるため、古巣の甦生記念病院へ戻る決心を固める当麻。しかし病魔は静かに翔子の体を蝕んでいた……。現代の医療システムに警鐘を鳴らす衝撃の問題作、ついに完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tsuyoshi

62
シリーズ終巻。よりによって一番失いたくない人を助けられなかった当麻。神の手にあらずだった訳だが悲しすぎる結末に何だかやるせない気持ちに。話を盛り上げるためとはいえ身内が続々と病魔に襲われるのも何だかなぁ。2018/09/13

キムトモ

50
ようやく湖畔の病院において理想的な助手と環境を手に入れたと思いきや何にも変えられない愛する人の命を失ってシーズン2終了…シリーズ中沢山の人が命を失うシーンが出てきますが…やはり翔子さんの死に際が一番悲しく号泣してしまうところでした…まだシリーズは続くようですが…(ノ-_-)ノ~┻━┻理想の家庭と医療環境を手に入れるのだろうか…2019/05/20

Hitoshi Mita

27
当麻先生にも治せないという事ですね。まさに神の手にはあらず。しかし当麻先生がこの年まで童貞と言うのはいつの時代だってちょっと思ったり。著者による理想なのか。しかしあまりにも酷い結末だ。2014/11/30

saga

25
【再読】荒井の医療ミスによる訴訟の顛末が中途半端。当麻が、日本を離れなけばならない脳死肝移植で一旦は回復なったかと思われた大川町長だが、拒絶反応で再度生死の瀬戸際に。かてて加えて翔子に病巣(癌)が見つかってしまった。当麻を諫める王文慶とのやりとりで、未婚の時には結婚して温かい家庭を夢み、既婚となると子どものままならなさに思い悩むという部分に思わず唸ってしまった。既婚者としては後者に納得(笑)2019/02/19

ichi

22
【図書館本】4巻読了。翔子との新婚生活はわずかで、ガンに蝕まれ、神の手を持つこと当麻でさえも手に負えず、なんとここまで不幸にしなくても…。先が気になり4巻一気読み。著者が医者なだけありとてもリアリティに溢れる内容です。2017/11/03

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