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内容説明
あのホーキング博士が、子どもたちのために書いた、スペース・アドベンチャー。物語の力で「科学する心」を育てる画期的な本!物語を楽しく読みながら、宇宙の起源、太陽系、ブラックホールなどの最先端の知識が身につき、コラムと32頁の美しいカラー写真が、科学の基礎として、すぐれたガイドになっている。世界36カ国で出版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
138
長寿と繁栄を!🖖🏼。地球外に生命はどれ程居るのでしょうかね?生命が発現する条件を知っておきたいな。死ぬまでには解き明かされないかなぁ。そしてその条件を満たせば生命はどれ位の確率で現れるのか。現れざるを得ないのか?ね。生命を宿してそこそこ安定すれば、進化の歩みにシフトするのはほぼ自明かと思うのですが、多細胞化、大型化出来るかはまた次の条件が必要な気がするのですけど。2021/01/02
のっち♬
103
エリック一家の引越し先に呼ばれたジョージは、アニーと共に地球外のメッセージに導かれて宇宙の旅に出る。火星探査にはじまり、「エイリアンとのつき合い方」や「ゴルディロックス・ゾーン」など著名科学者たちが寄せるエッセイが充実しており、科学コラムと共に最先端の宇宙研究の成果や理論をコンパクトに知ることができる。ストーリーの終盤では「最初は友だちなのに、そのうち競争相手になってしまう」研究者たちの歪んだ人間関係にスポットを当てている。『科学者の誓い』や仇敵同士の和解劇は、著者から研究者たちへのメッセージなのだろう。2021/04/29
東谷くまみ
42
先日この本を読み終わった後、すずと夕方のお散歩に出かけた。日は沈みかけ、浮かび上がる建物と木々の黒いシルエット。赤みが残る夕暮れの空を飛ぶカラス。いつもと変わらない景色だけれど、この広い宇宙の中で地球にしか生命が存在しないのかもしれないと思うとその景色がとてつもなくすごいことに思えてきて、一人で無性に感動しながら帰ってきた。スティーブン・ホーキング博士によるジョージとアニーの宇宙の大冒険シリーズ第二弾。コンピューターの天才エメットも加わり、火星から届いた謎のメッセージを追いかける!今作もとても面白かった✨2023/12/16
羽雪*hane**
38
過去から未来に知的生命体が存在する(した)可能性のある天体はいくつかあって、昨今の研究調査において様々なことが急速に解明されていることを、楽しい物語を通して知ることのできるホーキング博士のスペースアドベンチャーシリーズ2作目。科学者エリックと娘アニー、親友のジョージにエメットも加わり、今回もてんやわんやの大騒ぎ。科学コラムの他、物語内に登場する本『宇宙を知るためのガイド』の形をとって紹介される、実在の科学者たちのエッセイは宇宙の謎や可能性に溢れる。人間関係のストーリーも相まって、とても興味深い天文科学書。2021/06/13
iku lele
19
この素晴らしいスペース・アドベンチャーが3部作だったなんて、この2巻を偶然図書館で見付けて知りました。感動!今から2011年刊行予定の3巻が楽しみ。今作も前作同様ワクワク読みました。宇宙についてのコラムや写真が難易度アップしていた気がします。物語だけなら児童書として小学生でも大丈夫そうですが、コラムまで理解しようとすると、もう少し対象年齢が上がりそうですね。でも科学とは宇宙とは、そして科学者とは!楽しく考えさせてくれる本はこのシリーズが最高 。たくさんの方々、特に子どもたちに手にとってもらいたい一冊です。2011/03/08