内容説明
浅草で暮らす真紀の周りには、前世である茨木童子の眷属たちが集いつつあった。長い時を経て再会した彼らとともに、今世でもあやかし事件を解決していく真紀。そんな折、浅草を守る七福神に異変が起きたようで……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんけー
50
あやかし夫婦を表に裏に支える眷属達の純粋な想いが交錯する鬼嫁日記第5巻♪真紀と馨のチョッと♪良い意味でのギクシャクしたボーイミーツガールな描写にホッコリにこにこ(^.^)あやかしだった昔は夫婦でも今世は人間たる男女!最初からのテーマでもある、人として幸福に生きたいと言う直向きで素直な言動にしんみり...組合長大和さん、ホント苦労人で良い人♪何かの伏線を仄めかすが?それは次巻の引き?と言う事♪今巻は浅草界隈の七福神の神様が出て来てくれて読んでて楽しかった。何やら狩人?なんて不穏な輩が暗躍して?戦闘シーンは→2018/09/03
だりあん
47
豆まき、バレンタインなどをからめつつの高校生活…ぅおぅ、南くんの恋人…。楽しい日常の中に狩人の不穏な動き…ライって何者?2018/08/15
よっち
47
浅草で暮らす真紀の周りに集いつつある前世の眷属たち。真紀が馨や彼らと事件を解決してゆく中で浅草を守る七福神に異変が起きる第五弾。うっかり男子に告白される真紀だったり、そんな彼女に心穏やかでいられない馨の揺るぎない関係や、叶先生の式神たちの不器用な優しさだったり、二人を暖かく見守る態勢にはついニヤニヤしてしまいますが、浅草を取り巻く不穏な状況やあやかしを脅かす狩人の存在、そして真紀の眷属を巡るエピソードはこれからも物語の鍵を握りそうですね。みんな幸せになれるといいなと思いつつ続巻を楽しみにしています。2018/08/09
ぽろん
44
何だか、不穏な展開になって来た〜!私は二人が浅草で美味しい物を食べて仲良く喧嘩してる姿が好きなので、次巻とっとと悪者やっつけて下さいね!この本読むと浅草行きたくなる〜。2018/09/23
るぴん
43
シリーズ5作目。バレンタインに七福神巡り、ホワイトデー。実態は熟年夫婦なのに、高校生らしい交際の提案(笑)。嫉妬からのラブ展開って古典的だけど、きゅんときてしまう(*´艸`)。小さくなった真紀を胸ポケットに入れて歩く馨。『南くんの恋人』!と懐かしさを覚えた。真紀も馨もかつての眷属達を愛していて、眷属達も何よりも2人に今世こそ幸せになってほしいとの想いが溢れていた。今回は事件が解決しないまま終わったので、何だか消化不良。続きは来年かぁ。2018/08/21