荒ぶる季節の乙女どもよ。(5)

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荒ぶる季節の乙女どもよ。(5)

  • ISBN:9784065121825

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内容説明

泉に想いを告げることを決意した和紗。しかし、「セックス」発言の新菜もまた、自らの中に起こる泉への想いを自覚し始める……。それぞれの恋と性、岐路となる文化祭が始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

25
文化祭で泉に想いを告げることを決意した和紗と、自らの中に起こる泉への想いを自覚し始める菅原氏。文芸部の面々もそれぞれが動き出した今回は、最初あんなだった曽根崎先輩が一番青春してる件(苦笑)それに比べると百々子は…和紗が心揺れる一方で菅原氏もかなりインパクトあったけど、泉は揺らがなかった。でももう一波乱ありそうな感じですねこれは…。2019/05/13

トラシショウ。

25
「だけど僕は」「伝説になんて頼らない」。決戦のキャンプファイヤー。和紗と泉、泉と新菜、り香と天城、そして新菜と三枝。文芸部による創られた伝説を前に、文化祭に参加する者達の思惑が交差し、ねじれて破裂する。まとまったカップルもあれば禍根を残す組み合わせもあり、落ち着いた様でまだまだ宙吊りな状況は続く。り香の告白がたいがい男前だけど、やはり今回はそれまでの芝居をかなぐり捨てて決意の即興劇を始める新菜のくだりが出色の出来かな。イイ歳の演出家の三枝が本当に屑野郎で、読んでいてヘイトが上がるなぁ(以下コメ欄に余談)。2018/08/25

かんけー

21
読了♪起承転結で言えば?転の章。文化祭を控え、菅原氏と和紗の読み合わせも良い感じ(^.^)然し?本郷さんのミロ先生にしても?曾根崎先輩の天城くんにしても?其々が想いを寄せる男どもは?新たな女子の気配が!和紗の想いの君の泉にも普通なら有り得ない現実を和紗に突き付ける!...一番の衝撃は本郷さんに。曾根崎先輩は自身の殻を破り想いを成就させ和紗と泉も元の鞘から、更に伸展する。但し?菅原氏の「執着をしようと思います」このセリフがどう作用して往くのかw引きは充分?番外編、う~んwそっとしとこ→2019/07/09

レリナ

18
いい恋の実り方。菅原氏が今後の展開の鍵を握りそう。恋が実ってそこからの展開が楽しみ。和紗と泉を応援したくなる。文芸部のメンバーそれぞれにいい感じの展開があったので、良かった。これからどんな展開が待っているのか楽しみ。恋の痛みを理解しつつ、前へと進もうとする文芸部メンバー。次巻ではどんな話になっていくのか、非常に気になる。乙女達よ、存分に荒ぶれ。次巻に期待。2018/08/22

山猫

16
おー、そうきますか。続きが楽しみだ。おまけの「忘れたいマウンテン」爆笑必至です。2018/10/02

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