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内容説明
紫の瞳のアーダルテ。青い瞳のアードルテ。一人は優しき皇子として光に包まれ、もう一人は幽閉の身として暗闇に潜む。別々の道をたどる双子の宿命を描く「アードルテとアーダルテ」シリーズの他、英雄とうたわれる美しい王と、彼に仕える謎めいた男の因縁を描く「王と側近」シリーズを収録。はるか異国を舞台に綴られる、大人の寓話ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
辺辺
35
美しいの一言ですね。兄弟大好きな己にとって、双子というのが凄くツボる設定でした。2018/07/28
ぐうぐう
33
中村明日美子、初のファンタジー。初とは到底思えない、堂々たる貫禄が全ページ、全コマから漂い、放たれている。中村明日美子ほど、余白を意識し、その効力を理解している漫画家はいない。それは空白であって、空白ではない。あえて何も描かないことで、そこに意味が生まれる。空白があるから、描かれた画が映えるのだ。空白は、画だけの話ではない。第1話「アードルテとアーダルテ」が発表されたのは2011年。続く「アーダルテとアードルテ」は、それから6年が経過した2017年に発表される。(つづく)2018/07/20
るぴん
29
美しい表紙のイラストに魅かれて購入。中村明日美子さんの漫画は初めて読んだのだけど、潔い線と綺麗な絵が魅力的。特に目線の美しさに色気を感じる。アーダルテとアードルテ。名前も美しい。2組の美しい双子の物語は今後何処かで交錯するのか?2018/09/10
青龍
28
電子書籍(シーモア)にて。カラーページの美しさに感動!こういう世界観、好きです。どこか懐かしさのある作風で、耽美的雰囲気が好きな世代には、たまりませんね。2018/09/07
ぐっちー
24
中村明日美子さん、初読みです。めちゃめちゃ私の好み♪切り裂いたかのようなシャープなラインなのに、ゾクっとする色気のある絵柄です。そして運命に翻弄される双子たち。ストーリーも気になるけど、この妖艶な人物造形をずっと見ていたい。2018/09/17