内容説明
南太平洋に浮かぶ絶海の孤島ロバス島。1950年代の核実験と植物細胞実験のせいで誰も近付かなくなった無人島に、二本脚で歩き、日本語をしゃべる猫達の町があった!光介と真弓、そしてブッ飛び猫の文太、誌を愛する詩猫・煙鳥たちは、ロバス島にはまだまだ秘密と冒険が残っていた!島の支配を目論む『ねんねこ商会』の針玉がまたまた悪事を企んでいた!光介と文太は阻止できるのか!ますむらワールドは絶好調!
感想・レビュー
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てふてふ
2
すごーい全頁カラーです。真昼の心臓、近くにあれば良いのにな・・・もしかしたら昔はあったのかもしれないね。例えば私が今住んでるマンションが建つ前、この場所に。今もきっと、子どもの頃遊んだ神社や旅行先の海で、見えないだけで耳をすませば時計の音が聞こえてくるはず。 まさか文太がお金持ちなんて。ゴウドラさんの建築物すてきー。芸術ってわかんないんだけど、腹ワタの椅子は座ってみたいゎ。2013/06/12
homkithi
1
「万歳」の掛け声とともに水圧で砕け散る「喜びの泉」に不謹慎ながら笑ってしまいます。「生き物はみんな自分自身の時計に合わせて生きなさい」はますまら氏の十八番だなあ、と。氏が生み出した魅力的な食べ物は多いけれど、月のカステラは食べてみたい。2009/08/07