内容説明
御油と赤坂のやくざ者の争いに巻きこまれそうになるところを、なんとか逃げ出した巳之吉。一安心したものの、江戸を発ってひと月を過ぎたというのに、未だ三河国も抜け出せない体たらくに焦った巳之吉は、京へと足を急がせるが、岡崎宿に向かう途中で、お峰という女と知り合いになり、わけありの頼みごとを託される――。愛嬌たっぷりの若旦那が繰り広げる、笑いと涙の珍道中!時代劇界の超大物脚本家が贈る人気シリーズ第三弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蕭白
10
お目付け役がいたことがバレてしまいました。さて、この後はどうなるのかなぁ。続きが気になるので追っかけます。2020/12/11
Suzu
2
若旦那道中双六シリーズ第3弾。足抜きの女郎に関わったり芝居の戯作をしたりと巳之助の旅はなかなか進まない。江戸では巳之助の嫁になるつもりで亭主の元から逃げだした千代を巡って大変なことに。儀右衛門の命令で巳之助を見守る役目の伊佐蔵の正体が巳之助にバレる。でも儀右衛門は最初からそれも想定して高倉屋に寄るように言ったのか?とも思ったがどうだろう。巳之助の道中はまだ続くようだが伊佐蔵もこっそり見守り続けるのか?そして次巻に進む。2018/11/22
Masayoshi Arakawa
0
20200615 図 いいね、順調❗2020/06/14