内容説明
祖父の命で都を目指し東海道を一人旅する廻船問屋の若旦那の巳之吉は、あちこちで騒動に巻き込まれたせいで、出立からひと月近く経つというのにいまだ駿河すら抜け出せぬ始末。遅れを取り戻すべく旅路を急ぐ巳之吉だが、旅人の目浚いを商いにする四十年増の女と出会い――。愛嬌たっぷりの若旦那が繰り広げる、笑いと涙の珍道中!時代劇界の超大物脚本家が贈る、痛快シリーズ第二弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蕭白
11
まずまず面白かったです。もう少し追いかけてみます。2020/12/06
とこ
5
だんだんと面白くなってきました。鈍感でお調子者の若旦那ですが、出会った人の秘めた悲しみや葛藤は察することができるようです。伊佐蔵が気になります。2018/07/12
sai
5
図書館本・・・相変わらず京へ上る若旦那の歩みは鈍い(笑) 若旦那よりも伊佐蔵が気になってしょうがない(爆)2017/06/18
Suzu
1
若旦那道中双六シリーズ第2弾。第2話目さらえ女のおしげが気の毒すぎる。悲しい気持ちになった。第4話人斬りで巳之吉が、どうしたら喧嘩に強くなれるかと鬼吉に聞いた時言われた言葉「喧嘩が強いだけが男じゃない。いくら喧嘩が強くたって荒れた海にゃ敵いっこねぇ。荒れたときには静まるまで待つんですよ。そこでてめえの力量も知らずに海に乗り出せば死にます。そういうのを身の程知らずというんです」深い。いつも適当で行き当たりばったりの若旦那。すっとこどっこいはてめぇだよと言ってやりたい。そして次巻に進む。2018/11/19
宮川課長
1
江戸っ子の気質が出る珍道中日記。 軽く楽しく読めますね。 次は「べらんめい」ですかね?2017/11/13
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