内容説明
山桜の神・陽春妃の事件から数ヵ月、ちまたでは猟奇的な通り魔事件が続発している。神名を読むことができる女子高生・葉月のもとを、彼が再び訪れた。夜薙王――葉月に真の名を預けた、少年の姿をした桜の古木の神。夜薙王の話によると、森に結界が張られ、本体の桜の木に戻れなくなってしまったという。森に出かけた葉月と夜薙王は、少年と、人ならざる気配を放つ美女に出会うが…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsumi
6
図書館2011/02/02
魚の骨
1
鬼を粛正する秘密結社(笑)、天真水穂流の登場。ちょっとありがち展開。天真水穂流のひとりで葉月と同じ力を持つ飛翔と飛翔とともにあることを選んだ藤の木の神、穂波。飛翔に恋してしまった彼女がどうなるかというのが本筋だった気がします。他にも、前半のエピソードとかあるんですけどね。飛翔と葉月の出会いとか。ここには恋愛感はまったく感じませんでしたが。 古岩の神様、了庵さんがあそこで死んでしまったのは残念でした。あと、季節感のある言葉がないのと前半は葉月の学校シーンが出てこないので、夏休み?とか思ってしまってました。2005/08/23
凪子
0
やっぱり感情の移行が唐突かな?でも前回より好きなお話。
a.m.(午前)
0
中学以来の再読。懐かしい。2015/08/15
紫鈴
0
作者同様ジジイ好きなので了庵のことがショックでした。藤の木って単独だと思っていたのだけど、寄生して成長していくんですね。母の名の由来だけにちょっと頷けるものが…(汗)☆42014/06/28
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