内容説明
飯テロ注意! 家庭料理で獣人たちの胃袋を鷲掴み!
「小説家になろう」発、甘えん坊の少年と親バカ神獣がおくるもふもふグルメファンタジー!
書き下ろし番外編も収録!
【あらすじ】
獣人たちが人間に虐げられた国・エランズリルド。
元日本人の少年ルードはこの地に転生して以来、人と獣の架け橋となることを目指して奔走していた。
持ち前の発想力と得意な料理を武器に、次期・獣人の頂点として周囲に頼られる彼ではあったが、ある悩みを抱えていた。
それは最強の力と美貌を兼ね備えた母。
人の姿にもなれる伝説の神獣フェンリル族のリーダは、ルードをどんな時も甘えさせてくれる。
そんな立派なはずのリーダが、息子のつくる料理の美味しさで駄目になってしまっていたのだ……。
果たして、甘えん坊の少年と親バカ神獣の行方やいかに?
著者について
●はらくろ
沖縄県在住。ロードバイクで100キロの距離を走れるようになったのに、筋肉が重たいのか、体重が減りません。「泣かせる話を書くのが好きですね」と言われますが、実は自分で読んでも、じわっと涙してたりします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
39
この何とも言えない哀しくてやりきれない事件がある日常に、この優しい世界。とは言ってもやっぱりヒトに対してはあまり良くは書かれておりませんが、ほっこりします。ただ・・これは3巻まであるのを今気付きました。kindleunlimitedですからあと2巻。ほっこり感も続いては「飽き」にもなりますが・・。2019/05/31
ささきち
7
色々と無理が重なって二度と読まねぇと誓うレベル。王族と生まれながらも父親に双子の兄は忌み子だから殺さなければいけないと普通ならふざけるな!な言い伝えがあるのだが、生後数ヶ月で人語がペラペラお腹が減ったおっしこしちゃったごめんなさいなど赤ん坊が一般人レベルで話してきてそれを普通に受け入れる妻と侍従の方がおかしいよね?そんなヤバい状態を見たら妻が殺さないでと言うから様子見していた父もそりゃ殺しにくるしそんな父を見て醜い豚め!とか言う主人公を忌み子から悪魔の子として森に捨てるのはある意味慈悲やん?なのに母と2020/11/19
TAMA
5
あっちこっちに母性神話見たような。とはいえ結構好きなジャンル。おいしいと成り上がりと必殺仕事人。「そんな都合よく」って話ですが楽しめました2018/10/28
takoing
4
Kindle unlimitedで読了。人だったはずなのに、気づいたらフェンリルに変身できるようになってるし、色々な国のお偉いさんと横のつながりができちゃってるし・・・。 そういうとこ、やっぱ…。 色々イベントが起きていますが、「胸でかい女の子」とかややシモネタ感が強し。 「五体投地」って言葉が出てきてもすぐにはわからん、はい。 表紙から想像した感じではなかったなぁ。(1&2巻同感想)2019/01/05
りのん
3
生まれて間も無く忌み子として森へ捨てられたルードはフェンリルの女性・リーダに拾われる。転生前の知識もありルードは幼少の頃から料理を振る舞い、リーダはそんなルードを我が子同然に可愛がる。やがてリーダとルードは森を出て街に暮らしながら様々な人を助け助けられ日々を過ごしていく物語。BOOK WALKERで推されていたのをきっかけに購入しましたが面白かったです。ルードに対してだだ甘で時々ぐーたらなリーダさんかわいい。最初はあれだけツンツンしてたのに、すっかりプリンに餌付けされた王女様もかわいい。次巻も楽しみです。2018/08/07