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内容説明
「看取り」の医師が在宅医療の今と向き合う
外科医として将来を期待されていた天道陽は、愛する妻を過剰ながん治療で失ったことから在宅医へ転向する。函館に、「あさひ在宅診療所」を開業して、看護師の吉永小百合とともに、患者の自宅を一軒一軒回る生活で大忙しの毎日を送っている。
そんなある日のこと。天道は、祖母を失って“死の意味”について疑問を抱えた少女・夏美と出会うが・・・・・・!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
88
魚戸さんの在宅医療シリーズのコミックの第3巻目です。地方都市で人口減少・高齢化に悩む函館を舞台にしており、さまざまな老人やその家族などを登場人物にしてうまく描かれていると感じます。このようなコミックはあまり魅力がないのでしょうが、今後の問題点をうまく書いていて私は参考になります。2018/05/03
陽子
13
「いのちを繋ぐ」というテーマで、おばあちゃんを亡くした女の子と、お母さんが末期ガンの女の子の触れ合いが描かれていました。「命は一つだから、二度とは会えないけれど、必ずいつも側にいるんだよね。」という下りに涙腺が緩みました。年老いていき、友達を次々に見送る人たちの思いは辛い。独居高齢者問題。さらに在宅医療の不信感への意識改革など、まだまだ様々な問題があるのですね。2018/07/05
ちぇしゃ
9
グリーフケアと死の意味についての巻。子どもが親族の死を受け入れるには、大人以上に納得が必要。 介護と看病と看取りの問題について、子どもには説明しない親御さんも多いのだけど、それが一番子どもの心を傷つけてしまうことに気が付かない。それも「誰のため」の配慮なの?ってこと。 「カリフォルニアの親戚」問題など、もう本当に頷くしかなかったよね。こんな風にすらっと解決できたなら、本当に良いのだけど…。2019/05/16
らなん
7
函館で在宅医療をしている医師の人を描いた本。「家裁の人」が好きだったので、同じ絵で和むなあ。絵だけど「家裁の人」の主人公も出てきたし。札幌も話の中に出てきたけど、やはり函館の街の絵はきれい。自分が選択出来るとしたら、自宅で痛みを緩和してもらいながらのこういう亡くなり方が理想だな。2018/10/02
yuki
4
お友達からすすめられてお借りし一気に3冊読んでしまいました。患者さんや家族の場面では、はっと思わされることがたくさんあって…弱い自分を見せられます。でもそれでもいいんだよって天道先生が言ってくれているとも思えました。よかったです。2019/09/05
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