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内容説明
類いまれな英雄・劉邦を描くエンタメ史劇!
武勇、才気なくして農民から皇帝に駆け上がった男・
劉邦と周囲の男たちをヒット作『土竜の唄』の著者が
渾身の力で描きます! 男気、色気、笑いあふれる歴史活劇、
早くも2集の登場です!
―・S・T・O・R・Y―
故郷の沛に久々に戻った劉邦。
仲間の仇を討つ為に古くからの宿敵、雍歯と対立します。泣く子もだまる沛の大侠・王陵が
二人に提案した方法は蠱毒呑魂(こどくどんこん)。
中華の猛毒が1つだけ入った盃を飲む、
命がけの勝負に劉邦は挑む事に・・・・・!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
50
高橋のぼるの漫画劉邦伝2巻。清濁併せ呑む心優しきヤンチャな劉邦が漫画らしくて良い。いかにも昔ながらの主人公のキャラクターではあるが、ベタだが人間、こんな人が好きなのである。こんな人に居て欲しいのである。絵の独特な面白味もあいまって、間違いなく楽しい大河ドラマである。娯楽大作にして欲しい。横山光輝の中国史ものが苦手な人にはちょうどよいかも知れない。無味乾燥な歴史の漫画図解でもなければ、やたらにイケメンが出るアニメ歴史漫画でもない。人間とキャラクターが熱をもって登場している。続きが読みたいもののひとつ。2018/04/22
サケ太
12
とにもかくにも面白ぇ!歴史というよりは、その登場人物を魅力的に描いた物語。故郷である沛に帰って来た劉邦は、大侠王陵やその配下雍歯と対立していく。挑むのは蟲毒呑魂。仕掛けられた罠。親友夏侯嬰の登場。なんとも気持ちの良い男だ。誰よりも劉邦を信じる男。その生きざま。ありえねえ!が凄まじい勢いだ。2018/02/25
だまし売りNo
6
秦は法家とされるが、役人が法に過ぎない。役人の都合の良い時は法を押し付けるが、都合が悪い時は法をねじ曲げる。日本の公務員世界と同じである。法は自分達を縛るものという認識に欠ける。日本の公務員の制度運用には批判が根強い。それは杓子定規な規則順守だからというよりも、規則適用に不平等感があるからだろう。 2019/06/06
シーナ@食べ物漫画好き
5
2冊目 狗肉屋の樊噲と葬儀屋の周勃の登場。犬肉スープ。劉邦が亭長に… 簫荷の計略だったか。御者の夏侯嬰も兄弟分で登場、かっこいいキャラだなぁ。2018/02/26
ぴっころ
3
類は友を呼ぶ。劉邦ももちろんカッコいいけど、周りに集まってくる仲間も良い奴ばかりです2018/07/16