自傷・自殺のことがわかる本 自分を傷つけない生き方のレッスン

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自傷・自殺のことがわかる本 自分を傷つけない生き方のレッスン

  • 著者名:松本俊彦【監】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 講談社(2018/02発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062598217

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内容説明

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リストカットなどの自傷する人や、SNS などで「死にたい」とつぶやく人は、様々な誤解や偏見に曝されています。彼らは、その気持ちを誰かに打ち明けた結果、無視されたり、否定されたりするのを恐れています。本書では、自殺・自傷に関しての誤解を解く、正しい知識をはじめ、今まさに死にたいほどつらく悩む当事者にとって、回復への道につながるスキルを、また彼らを助けるための適切な支援法を徹底図解します。

目次

【まえがき】
【どうすればいい? なにができる?】今、「あなた」にできることから始めよう
【どうすればいい? なにができる?】新しい傷をつくってしまったときに
第1章 「切りたい」「死にたい」の実態
第2章 「助けて」から始まる回復への道
第3章 「自傷をやめよう」はやめてみる
第4章 不快な感情とのつきあい方
第5章 傷つけあう関係から逃れる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ochatomo

22
まえがきに「人生において最も悲惨なことは、ひどい目に遭うことではなく、一人で苦しむことです。その意味で、本書が一人でも多くの当事者の孤立をやわらげ、適切な支援を受けるきっかけとなることを願っています」 自傷は耐え難い心の苦痛・不快感への孤独な対処であり、否定・無関心・暴力によって自分が大切にされる価値ないと思っている(命が大切と思えない) 本人・家族とも「ちょっと困っている、まいっている」と愚痴を切り出して(押しつけたり悪い聞き手は早めに見切り)よい聞き手とコミュニケーションして心の澱を減らす 2018刊2019/05/24

kanki

17
とても丁寧でわかりやすく、寄り添ってくれる本「人生で最も悲惨なのは、ひどい目に遭うことでなく、一人で苦しむこと」2021/10/30

ゆいまある

13
待合室用に購入。自傷に至る心理を細かく分析しており、当事者に寄り添った内容。当事者向けのページと、家族向けのページに分けてあり、兎に角分かりやすい。後半は自傷する人(暗にボーダーラインの人)向けに、閉じた人間関係からの脱出を提案するなど、かなり踏み込んで前向きなハウツー本。中学生ぐらいから読める内容。おすすめ。2018/03/23

futabakouji2

11
読んで楽になる本。というのも死にたいと思うほど私は思いつめたこともなければ、リストカットしたこともない。ただ、自傷した人に対する知識はそれなりについた。守ってあげようとして、自分も一緒に困って精神的にまいるのではないので、医者やこの本をすすめようと思える。2019/10/08

かおり

11
自殺対策の計画作りに役立つかも、と思い読みました。多分とても分かりやすいのでしょうが····私にはわかってあげられないかな。難しい。でも話して欲しいとは思う。プロ(特に保健師)に相談するのが1番!としか言えないけど。「まえがき」がすべて。 2018/10/24

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