内容説明
人としての感情が欠落したことから、アイスクイーンと呼ばれる監察官・小田垣観月。2年前に起きたブラックチェイン事件で使用されたプラスチック爆弾の行方を追う彼女が、あらゆる情報を記憶できる能力を武器に警視庁の内部に斬り込む、シリーズ第1弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
28
この作家さんの一連のシリーズ、順番守って良かったぁ、と今作を読みつつ感じました。順番ありきってのも、どうなんでしょうね^^;女子会にも色々あるのね、楽しそうだが強烈だわね♪2018/04/25
mayumi
24
Qシリーズ第1弾。今回は女性管理官小田垣観月が主人公。子供の頃の怪我が原因で、感情と引き換えに超記憶を手に入れたという設定。アイス・クイーンの異名を持つ観月は周囲から凄い凄いと言われているが、その凄さがあまり伝わってこない。傍若無人なのは伝わってくるけど。印象に残ったのはとにかく甘い物ばかり食べてるのと、妖怪の茶会と魔女の寄合いだな…。あんな会に出席した牧瀬が不憫だ…。2019/06/06
緋莢
21
同著者の『警視庁公安J』、『警視庁組対特捜K』シリーズのキャラが出てくるので、それを読んでおいた方がいいでしょう。主人公は監察官の小田垣観月。証拠物件の流出に絡む事件を追っていきます。500ページ超えのかなりの厚さなんですが、やっぱり薄味に感じてしまいました。よほどこの作家と相性が悪いようです。後、『警視庁組対特捜K』の 主要キャラと同じ苗字のキャラが出てきたのが紛らわしかったです。親類縁者という描写はなかったと思うのですが(もしかしたら、自分が読み逃していたのかも)2018/09/03
ミヤッチ
17
鈴峯紅也の新シリーズ。小日向純也、東堂絆をはじめ、他の2つのシリーズの登場人物がたくさん出てきておもしろかったです。2018/10/13
ぴかりん
16
Audibleにて。この作者は初読み。特殊能力を持ったスーパーヒロインが主人公で、とても面白かったのですが、所々で人物の描き方が足りないなと思ってたら、他のシリーズの主人公たちが出演してたようです。そして、これもシリーズ物。面白かったので次巻も読んでみよう〜2024/10/08