文春文庫<br> 新・御宿かわせみ5 千春の婚礼

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文春文庫
新・御宿かわせみ5 千春の婚礼

  • 著者名:平岩弓枝
  • 価格 ¥632(本体¥575)
  • 文藝春秋(2018/01発売)
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  • ISBN:9784167909925

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内容説明

千春と清野凜太郎の婚礼と麻太郎の新たな旅立ちを描く、明治に舞台を移した「新・御宿かわせみ」シリーズ第5弾!

「新・御宿かわせみ」シリーズ第5弾の収録作は以下の通り。

(1)「宇治川屋の姉妹」
妹・千春の嫁入り前の買い物につきあって銀座へ出かけた麻太郎に、小間物屋の宇治川屋の娘・おなつが、「義母と妹に殺される」と口走り、あろうことか麻太郎に結婚を迫る。

(2)「千春の婚礼」
重陽の節句の日に、清野凛太郎と神林千春の婚礼が行われた。ある日、麻太郎のもとに、源太郎がひどく元気のない様子でやってきた。

(3)「とりかえばや診療所」
年の暮れに麻太郎がイギリス時代の友人を「かわせみ」に泊めてくれないかといって、南条孝子とその弟・忠信姉弟を連れてきた。

(4)「殿様は色好み」
「かわせみ」に宿をとった高市新之助はおっとりと上品で行儀がよかったが、るいは「恥知らずな女好き」だという。源太郎花世夫婦に第一子・男の子誕生!

(5)「新しい旅立ち」
麻生宗太郎が「かわせみ」へ麻太郎の縁談を持ってやってきた。しかし、麻太郎にはまだ医学を学びたいという思いがあった。

「かわせみ」の若者たちに訪れたそれぞれの転機、そして麻太郎の新たなる旅立ちが描かれる、ファン必読の1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

25
新シリーズになってからるいのキャラが変化したような気がする。源氏物語に例えると雲居雁キャラから紫の上キャラへの変化というか…。「新しい旅立ち」で麻太郎の縁談にお吉が激しく動揺しているが、この動揺は千春の縁談にふさわしいもののような気がする。お吉はずっとるい側の人なので、お吉にとって麻太郎はお嬢様の婿の隠し子に過ぎず、もともとかわせみとそれほど縁のある人ではないはずなのにと困惑しながら読み終えた。2019/02/03

ぽっぽママ

15
今までそういうことがなかったのに展開がよくわからなかった話がいくつかあってあれっと思った。世代も交代しつつあってるいさんや吉、嘉助が活躍できなくなってしまったらかわせみじゃない気がする。2018/01/19

たーくん

10
妹・千春の買い物につきあって出かけた銀座で、神林麻太郎は奇妙な出来事に巻き込まれる(「宇治川屋の姉妹」)。嬉しさと心細さを抱えて、千春は嫁入りの日を迎えた(「千春の婚礼」)。ほかに「とりかえばや診療所」「殿様は色好み」「新しい旅立ち」の全五篇。「かわせみ」の若者たちに訪れる転機と事件を描く、(明治のかわせみ)第五弾! 2020/12/09

gosuken

8
久々のこのシリーズ。展開が早いなぁと思いながら読んでいました。次はどうなるのかなぁ。2018/01/27

ayumi

6
ずっと追いかけているシリーズですが、新シリーズに入ってからはペースダウン。私の読解力が足りないのか、結局何だったのかよくわからないところもありました。時の流れが速すぎるからでしょうか。でも最後まで追いかけます。2019/02/02

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