内容説明
「国の大きな要が崩れ去ったのだ。それをもう一度締め直す」本能寺で信長が横死し、戦国の世は一気に混迷した。北条は関東の滝川一益を襲い、北陸路では上杉と柴田勝家が睨み合う。旧武田領甲信の争奪戦は徳川家康が制した。だが、織田家後継を巡る思惑の中で、明智光秀を討ち取った羽柴秀吉が、天下人に近づいていた……。風雲急を告げる歴史巨編第三部!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書国の仮住まい
3
ボリューム 本能寺の変直後から賤ヶ岳の戦い決着まで 世界観 織田家に激震が走る。 仕える主とその跡取りが揃って落命。 この事態を恐るべきスピードの決断力と行動で、自身の踏み石へと昇華させる秀吉。 当然他の家臣は面白く思わず、柴田勝家と激しく対立。 両者は睨み合い、ついに干戈を交える。 補足事項 第一部の野望が刊行されたのが1988年というから、実に29年に亘る長期間の作品だったってことね。 どうして信濃なのか忘れちまったよ。 それにしても秀吉の策謀は恐ろしい。 後のことまで見据えて手を打つ周到さに震える。2024/02/11
ほにょこ
2
★★★☆☆ 「野望」「覇者」に続く信濃戦雲録の第三部。 本能寺の変のあとの混乱期を描いています。 望月誠之助が主人公かと思ったら滝川一益? 結局は秀吉の謀略がメインでした。 普通の歴史小説という印象。 2019/11/14
カミツレ
1
第二部の「覇者」が面白すぎて、「覇者」読み終えた直後にkindleでポチる。秀吉の性格の悪さがエグイ。それは乱世で勝ち抜く要素であろうが、いやもう単に性格悪いな。柴田勝家が賤ヶ岳の戦いに持ち込まれるくだりは、秀吉のズルさ満載。で、ズルいから勝った。
(ま)
1
秀吉編2017/11/15
springmc
0
戦国時代の天下統一の行方も視点が変われば主人公も変わる。2018/05/14
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