内容説明
九尾の狐の怨念が込められた殺生石を砕く「封魔の鎚」を求め、旅を続ける一吾たち。一行は山本勘助が放つ追手をしのぎながら、やっとの思いで封魔の鎚が眠る那須岳に辿り着く。だが洞窟で待ち受けていたのは、見たこともない異形の魔物たちだった。そして一行に迫る百足衆の頭領・黒丸の目的とは――。風雲急を告げる、大人気王道エンタメ第三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
assam2005
23
お久しぶりの神永さん、そして殺生伝。今までの話の展開を思い出しながらの読書。すんなり思い出せたのは、展開が王道中の王道だったからに違いない。先が読めてしまうのが良いのか、悪いのか…。そろそろ八雲シリーズが読みたいんですけどねぇ。これだけどのシリーズとも関係が見えてこないので、それだけが気になるところ。2018/01/14
小梅さん。
12
誰が敵で誰が味方か。 分からなくなってきた。 もちろん、紫苑や一吾にはなんの疑いもないけどね。 弥吉も、だんだん心を開いてきたみたいだし。 無名は復活するのか。 一吾のまっすぐさが色んな人の心を動かすのがうれしい。ま、おバカっちゃおバカだけど(笑) あんなところで次巻を待てって殺生なー。 早く先が知りたくてうぎゃーって叫びたくなるじゃないか。2018/05/24
kagetrasama-aoi(葵・橘)
9
「封魔の槌」を手に入れるために、咲弥達は旅をしていたわけなんですが、それがこんな展開になるとは!最終目的は”九尾の狐”を完全に仕留めることなんだろうと思いますが、そこまで行き着くまでに、まだまだ色々難問がありそうです。物語は中盤なんでしょうか?無名と矢吉のことも気になりますが、獣になってしまった”繁正”がどうなるのかが心配です。あまりにも可哀想な境遇で……(;O;)。最後は救いがあって欲しいと思います。早く続きが、そして完結が読みたいです。2018/05/27
だにぃ
9
惰性で読んでるけど、これ面白い?って思ってしまっている自分がいることに気付いた。2018/03/24
ちえり
8
子供からの借り本 3巻目にしてちょっと動きがあったか? 逃げろ! 嫌だ! あるいは、逃げてください! いやです!、こういったやりとりが多すぎてうんざりしてたので。先に進めるようになったのは進歩か。しかし第4巻を読めるのはいつになることやら…2021/01/02