内容説明
殺生石を砕く力を持った「封魔の鎚」を探すため、那須岳に向かうことになった咲弥たち一行。自らの力の無さを悔やみながらも、彼女を助けるためにその後を追う一吾。それぞれが試練に立ち向かう中、山本勘助の人ならざる力により、休む間もなく窮地に追い込まれる! 妖魔が蠢(うごめ)く絶体絶命のピンチを切り抜けられるか?――王道エンタメ、第二弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
23
シリーズ第2弾。前巻を読んだのがかなり前で内容もほぼ忘れてしまっている状態でしたが、あらすじが始めに書かれていたのでとても助かりました(笑)。『殺生石』を体に宿した女性を中心にした一行が『封魔の鎚』を捜すために魔の巣窟である那須岳までいかなければならないことになって・・・といったお話でした。次巻にも期待します。2016/08/28
tom
21
一気読み。面白いからではない。中身ぺらぺらだから。前巻のイメージから期待しないで読んだけどそれを下回られるとは。ちょっと毛色の違った矢吉が結局お前もか的な変わり様なのと、無名の理由がしょーもなかった。これにサブクエスト色々くっつけてRPGにしたら楽しいんじゃないかな。パーティの入れ替わり具合だけ楽しいから。文章もただただ説明文って感じで、面白くない!続きはいつになるかわからなそうだし、もういいや…。2017/01/24
assam2005
20
前巻はずいぶん前に単行本で既読だったのですが…結構忘れてしまってました。どうも私は、神永さんの書く主人公の性格がまっすぐで猪突猛進、裏表なし、考えが顔に出るタイプだと面白いのですがさほどハマらない傾向があるようです。何考えてるかわからない赤眼くんははまりまくってるのですが。今回も例に漏れず、テンポが早く、スルスル漫画のように読めました。「天命探偵」シリーズと展開が似ている気が。(「天命探偵」➕「浮雲」)➗2、みたいな。2016/10/27
だにぃ
14
良くも悪くも王道ファンタジー第2弾。武田軍の中でも混乱を極めており、どういった形で殺生石を砕くかが気になる展開です。2016/08/03
小梅さん。
11
一吾のまっすぐさ、朔弥の健気さが美しい。 一吾なら、あんなモノに負けないに決まっている。 無名の目的が悲しくてならない。 紫苑との関係はどうなっていくのだろう。 矢吉と無名のあれは、一吾くん、にぶい(笑) さて、次あたり彼らの旅もクライマックスかな。 早く読みたい2017/03/18