平凡社ライブラリー 紅楼夢 1

著者名：曹雪芹/伊藤漱平

平凡社（2017/12発売）

• ISBN：9784582761627

内容説明

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口中に玉をふくんで生まれた貴公子と美女たちが織りなす、妖しくも華やかな恋物語。数多の「紅迷」を生んだ世界文学史上の傑作、第一人者による改訳・決定版。全１２巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[punto]

まだ導入部でした。どうも主人公が好きになれないです。どうしようかなあ。

2017/07/09

[紫暗]

この一冊でようやく話を始める準備ができましたよという感じです。長い話なので当然なんですが、まだまだ面白いとは言えない状況。登場人物の多さがダメという人は苦しい出だしだと思いますが、登場人物一覧がついているのでそれを頼りにちょこちょこ眺めながら読了しました。個人的には解説に問題があったような…。物語のあらすじをざっと説明した上にオチまで書いてある、そんな解説な気がします。これから読む方は解説は最終話を読み終わった後で読んだ方が良いかと。

2012/05/19

[kinaba]

面白いか面白くないかまだ判断着かない導入部だった

2010/12/17

[水瀬しあ]

全12巻。清代の章回小説、全１２０回。現在言われる四大奇書の１つ。金陵(現在の南京)に本籍を置く名家、賈家。そこに口に玉を含んで生まれた賈宝玉という少年がいました。彼は祖母に溺愛され、一族の女の子達と優雅で気楽な生活を送っていたのですが、やがて人間関係の歪み、家計圧迫、罪状暴露と、賈家そのものの雲行きが怪しくなってきて……。

2006/03/15

[Mana]

図書館にあったから試しに読んでみたけど、意外と読める。ただ、あらかじめあらすじを頭に入れたうえで読んでるから、真っ白な読書だったら難しかったかも。文章が、うまく言えないけど翻訳だなと感じる文章で少し読みにくい。物語に入り込むというより、物語の筋を追ってるような読書。二代ヒロインの一人林黛玉が、なんか思ってたイメージと違う。気が強い的なことが書いてあったから、もっと竹を割ったような性格かと思ってたのに、ひがみっぽくてうじうじしてて、またそれをいちいち言ってくる態度にイライラしてしまう。

2021/11/21