平凡社ライブラリー<br> 紅楼夢 2

個数:1
紙書籍版価格
¥1,540
  • 電子書籍

平凡社ライブラリー
紅楼夢 2

  • 著者名:曹雪芹/伊藤漱平
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 平凡社(2017/12発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582761672

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

栄華の絶頂にある賈家、宝玉の姉元春は宮廷で貴妃にとりたてられ、贅を尽くした別院、大観園が完成する。物語はその主舞台をここに移し、漂う死の予感とともに、いよいよ妖しく華やかに展開してゆく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

松本直哉

20
立身出世が小さくない関心事だった光源氏と違ってそのようなことに関心をもたず、塾もさぼりがちで遊ぶことばかり考えている宝玉の生き方は、与えられた男性性を否定しているようで面白い。女の子の髪をとかしてやったり、つむじを曲げて引きこもった子をなだめたり、実家に帰りたいという侍女にそばにいてくれと泣きついたり、やさしいというか甘えているというか、女の子に人気があるのもわかる気がする。隠然と君臨する賈の後室や辣腕で家計を切り盛りする王熙鳳などの個性豊かな女性たちに比べて男性たちの存在感のなんとも薄いこと。2022/04/08

八日目の蝉

3
72014/04/17

Mana

0
貴妃になった姉・元春の里帰り。こんな早い段階でのイベントだとは思わなかった。もっとクライマックスでのイベントなのかと。みんなで詩を読むんだけど、出来不出来がよく分からない。私にも漢詩の素養が欠けてるのもあるし、詩は小説よりもなお翻訳が難しいものだとも思う。2021/11/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/29801
  • ご注意事項

最近チェックした商品