内容説明
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昭和7年秋、東京は本郷の地に古典籍を専門に扱う古書肆弘文荘を開業。「待賈古書目」と名づけた目録を携え、戦争前夜から敗戦に至る暗い時代を埋もれた古典籍の発掘と販売に東奔西走、全国を駆け巡った10年の記。
目次
1 発足時の明暗(書誌学の最高峰『訪書余録』
「古文学秘籍叢刊」の失敗)
2 全国に張りまわす珍本捜索網(四ヶ月間に天下一品三種
裸のプリンス、重要美術品に
営業の大宗は、国書の古写・古版本 ほか)
3 大入札会の諸相-悦びと悲しみと(昭和期最大の売立-富岡文庫
トンビに油揚げ、大永版『式目』の発見
善本蒐集は有利な貯蓄-林若樹文庫 ほか)
時代の波と古典籍業界(書林定市会の世代交代
海外大図書館からの古典籍初注文
スペンサー・C(コレクション)の世界的実力 ほか)
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