内容説明
天下統一を果たし、順風満帆の信長。だが、進むも地獄退くも地獄となってしまった朝鮮出兵で頭をかかえるはめに。そして「人間五十年」を通り過ぎたその身は、徐々に老衰の波に飲まれていくのだった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
61
Kindle。朝鮮戦線は完全に膠着化し先の見えない講話交渉の最中に信長が没してしまう。信長の覇道を支えた忠臣達も老いてしまい、織田家各所で争いの火種が燻り始める。果たして信長亡き後、信忠は津田家とどう付き合っていくのか。2024/07/12
こも 旧柏バカ一代
29
朝鮮出兵して、戦闘では勝ってるが統治が上手くいかない。日本の統治方法では上手く行かないし、明から援軍も来る。援軍を高火力で蹂躙するが相手は次から次へも攻めて来る。その援軍の中にいた女真族のヌルハチが戦死。清が無くなった、、キリスト教は奴隷売買を止めさせようとしているが、、最果ての地の宣教師達は無視。さらにイスパニア、ポルトガルは無視して奴隷を買い漁る。キリスト教に被れた大名も奴隷を売るし、キリスト教へ自身の領地を献上しようとする。それに待ったをかけるが、、そんな時に、織田信長が亡くなった。2019/10/11
美周郎
7
信長死す。横光の三国志で曹操が死んだときの、短所もあったが長所がそれに勝ったという表現がすごくあう、人間くさい大親分なキャラがとても良かった、合掌。2020/11/05
TAMA
7
「よく調べたなあ」が一番の感想なのは変わらずですが、ほかの小説でもキリスト教と奴隷制について言及があってうーむ。一向一揆の信者の考えにも似た、それって今でいうブラック企業の滅私奉公や新興宗教の教義にも見えたりして。人って弱いものだなあ。大陸への侵攻も、島国の考えとはまた違う駆け引きがあるよう、それをめぐる国内情勢。信長という人の先進性、そのカリスマとか。イフではあるけどリアリズムがあって楽しめました。この後どうなっていくのか期待して次を待つ2018/02/26
Abercrombie
6
○ 切なくも清々しい信長との別離のシーンにぐっときた。功臣も次々亡くなる中、細川藤孝、蒲生氏郷、柴田勝家と、主人公と不仲な面々ばかりが生き延びていることに不穏な気配を感じる…。2018/06/08
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