MFブックス 銭（インチキ）の力で、戦国の世を駆け抜ける。 1

著者名：Ｙ．Ａ【著者】/lack【装画】

KADOKAWA（2016/05発売）

• ISBN：9784040680231

内容説明

『八男って、それはないでしょう！』のＹ.Ａ最新作が登場！　時は戦国、一隻の宇宙船が時空を超えて日本へ飛来する。織田家家臣となった宇宙輸送船『カナガワ』のクルーたちの明日はどっちだ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[岡本]

Kindle。漫画版を読了後に読了。漫画最新刊よりも1巻の内容が先行しており、且つ細かい部分は結構違いが多いので、漫画版とは別物として楽しみたい。未来技術を程よく使いながら着実に領地を広げており、このままの拡張ペースでは織田家を越えそう。準一門衆扱いになったものの、信長はどう判断するのか。展開が気になる。

2024/06/23

[こも 旧柏バカ一代]

未来の宇宙船と乗組員が事故でタイムスリップして戦国の世に現れる。沈没船から金品、美術品を回収。それを原資に商売を始めたら織田信長に目を付けられてしまった。そこから始まる金満な下請社長さんの悲哀のようで、飄々と乗り越えてしまい。何気に食文化を無自覚に押し上げてしまったり。日本では希少な火縄銃と火薬を宇宙船に大量生産させて自領の兵士の損耗率を下げる事に苦心する。さらに、兵士を調練するのが、元宇宙軍の士官だった主人公の嫁さん。最初はバカにされていたが模擬戦をしたら全員従順になる処が笑いどころ。

2021/07/12

[すがやん]

宇宙事故で別次元の日本の戦国時代に、宇宙船ごと飛ばされた兄弟と兄嫁。織田信長を主に活躍する話。あまり自重せず、お金の力でガンガン突き進むし、メイン３人がとぼけて感じなのでさくさく読める。「八男～」とは全く違う感じだったが、そこそこ楽しめた。

2020/10/26

[爺]

「戦国時代に宇宙要塞で～」を一気読みしたので、なんとなく再読したくなり。初読時よりに感じていたよりも、随分といろいろすっ飛ばしているなぁと感じた。自重もしないし後世への影響とかもあまり考えていなくてハラハラしてしまう。上記作品とは似たような時代と似たような設定ではあるけれど、読み口は全然違う。まぁどちらも面白いのでいいのですが。

2020/09/14

[alleine05]

再読。前に読んだときは、どうせ最後まで書籍化されずどこかで打ち切りになるだろうなと思ったのでWEBの方で一気に最後まで読んでしまったのだけど、最近になって調べてみたらちゃんと最後まで書籍化されたようなので、それならいい感じにどんな内容だったか忘れていることだし今度は書籍版で最後まで追ってみるかと手を出してみた。この作品は戦国ものだけどなんとなく雰囲気がとぼけた感じでほっこりできるのがいい。いやまあ、戦もしているのだからわりと容赦なく敵は殺しているし、味方にも死者は出ているのだけどね。

2020/07/25