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内容説明
●主な登場人物／若草いずみ（かつて“永遠の聖女”と呼ばれた大女優。醜く老いていくことを異常に嫌悪していたが…）、上原さくら（いずみの娘。母親によって美人になるよう大切に育てられる）
●あらすじ／実の娘・さくらに自らの脳を移植し、若く美しい肉体を手に入れるという恐ろしい手術は成功し、元女優・若草いずみは目覚めた。醜く老いた体は隣に横たわり、鏡に映るのは我がものとなった美しい体。彼女は死体を庭に埋め、今までの自分に別れを告げる。そして、娘の通っていた学校へ、娘がしていたように通学するのだった…。
●本巻の特徴／自らの脳を娘さくらに移植し、その人生を奪い取った母いずみ。彼女は、娘の担任を愛の対象にするが…！？ 初出時の美しいカラー原稿多数、さらに連載時の扉絵も収録した究極版。第2集は大ボリュームの568ページ！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
3
積読本-49 まさに狂気。少女でありながら中身は母親、中年女。2014/08/31
イコ
2
第二の目的の女としての幸せを求める巻、思い通りに行っていると思いきや阻まれたりと、読んでいて切迫感がある。狂気に満ちているが、面白いから最高。2019/11/03
ＭＭ
2
さくらが吸ってる煙草の銘柄がCherryってとこ見逃してたから全巻再読した。『風立ちぬ』で主人公も吸ってたけど、この二人が吸っていたというだけでも生産再開の検討の余地があるのではＪＴ？！2014/01/04
toddJPEN
1
少女が一家を侵略していく。こわし。2018/09/15
ぐうぐう
1
美への妄執から、愛の独占へ。人間の悪意がもたらす戦慄がここまで強烈に描かれた漫画があっただろうか。恐怖とは、こういう状況のことなのだということを、まさしく背筋が凍りつく思いで、この漫画は教えてくれる。2009/01/30
