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内容説明
中国武侠小説の最大傑作。明代に成立した「中国四大奇書」の一つ。乱世を舞台に、暴力・知力・胆力を存分に発揮して、好漢百八人が、戦いを繰り広げながら、「梁山泊」へと集結。窃盗、殺人、痛飲、奸計、忠義、友情……。善悪が渾然一体となる物語世界を、読み易く、勢いのある文体で、訳出。この翻訳が最新・最高。本書原本は原形に近く、均整の取れた百回本。三巻では、「第四十三回」から「第六十回」を収録(全5巻)。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
k5
63
梁山泊に豪傑を集めるために、罪のない女子供を殺す、というパターンが常態化して読みづらくなってきました。とくに実行部隊の李逵や王矮虎のクズっぷりがきついので、Black Lagoonのレヴィみたいな美少女に脳内変換するしかないかな。。。後半戦、同じ直情型の豪傑でも一本筋の通った魯智深、武松あたりが再登場すると、思わず「好き!」って言いそうになります。2021/03/09
Fondsaule
14
★★★★☆ 本巻は「第四十三回」から「第六十回」まで。だんだんと梁山泊に好漢が集結してくる。この巻は石秀がいい。2018/04/26
ヨクト
11
梁山泊に集う好漢達が多くなってきた。だが、まだ108人は揃わない。李逵は混乱を招き、混乱は新たなる仲間を呼び寄せる。昨日の敵は今日の友。仲間に寝返らせるための手段が、姑息で酷いとは思うが、それもまた一興。水滸伝はまだ続く。仲間に加わった後は、なかなか個が活躍する場面がなく残念だが、それぞれの個性は覚えている。2018/07/30
Nak34
9
なんと、ブックオフに第二巻がなくて、第三巻に飛びました。面白い!ですが、梁山泊だよね。最後は、鎮圧されるよね。中学の歴史で勉強した。ハッピーエンドがいいのだけど。どうするかな。読み続けるか迷ってます(>_<)v2020/05/04
まっすー
1
32022/12/01