徳間文庫<br> 俺はバイクと放課後に 走り納め川原湯温泉

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徳間文庫
俺はバイクと放課後に 走り納め川原湯温泉

  • 著者名:菅沼拓三【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 徳間書店(2017/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198942779

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内容説明

同じ高校に通う女子が、真っ裸の俺の前に現れた!? エレンという名で、華道の家元の娘らしい。元高校球児のブンヤとバイクでツーリング、川沿いの露天風呂に入ったとこまではいいけれど、さすがにこの展開は悪すぎる。翌日は翌日で、昨日の災難をヘンに誤解したエレンの取り巻きにブンヤが囲まれて、俺まで煽りを食らっちまうし。エレンがバイクに興味を持ってくれたことだけが救いだな。(書下し温泉ツーリング学園小説)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

66
バイクと温泉が大好きな高校二年生・赤城一は、バイク仲間の文谷勝二とのツーリングの途中で立ち寄った温泉で、同級生の東御枝蓮と知り合う。これに男勝りの委員長こと高里朋美が加わって織りなすバイクとグルメと温泉がいっぱいの青春小説。◆温泉の記述は良い。よく調べてるなという印象。バイクについては、私が昔乗っていたスズキの単車が出てこないのが不満(笑) あとはマニアックな説明もしているんだけど、ところどころで?マークがつく..... それと気になったのが作者の文体のクセ。唐突に時系列が処理されていくのが多すぎる。2018/07/31

Mori

16
バイクと青春,イマドキの融合。随所に難しさはあるものの読んでいて清々しい。バイク乗りにしか分からないことや,温泉好きにしか分からないことがふんだんに盛り込まれていて嬉しい。登場人物とまたがるバイクの個性がたまらない。2018/04/01

しぇん

5
高校生ながらバイクでツーリングと温泉が趣味な主人公がツーリング仲間が出来る青春小説。興味がない事、人には一切無関心な主人公ですが、温泉にかんしてはマニアレベルな知識を持ってるのが面白かったですね。温泉に何回も入りたくなるのは共感出来ました。バイクの免許もってないのですがツーリングの苦労と楽しみが伝わってくるのも良い感じでした。でもやっぱ高校生の趣味には高すぎますねぇ2018/01/07

ラガパンキー

3
温泉とバイクが死ぬほど好きと言う著者が実際に体験した事を盛り込んだ観光ガイドブック的小説。主人公は温泉とバイクが好きな高校二年生の赤城とブンヤ、委員長の明美、そして赤城に影響され教習所に通う華道家元のお嬢様エレン。冒頭からバイクメーカーの名前が間違っていたり、非常に読み難い文体とラノベ臭が気になった。いや、これはラノベか?仲間とツーリングして温泉入って美味しい食事。今はバイクに乗ってないけど車で行くより楽しいんだよね。週末にバイクで一泊旅行に行ってた日々を思い出しました。 2019/02/24

ソニー

3
1冊前の本と違い、サクッと読めてしまった? 文章の行間から、「俺はバイクが好きだー!」と云う感情が溢れていた。僕が高校に入った年は、三ない運動元年の年で、いきなり免許取得禁止となり、他校では、授業ボイコットなどがあり、ニュースにもなった。そう云う意味では、高校で乗れる赤城達が羨ましい。限定解除してCB750Fや、KATANAに乗っていた頃の感覚が蘇り、復活したいと思ってしまう位、元バイク乗りの心を刺激する物語だった。敢えて回収しなかったと思える様なネタもあり、続編があるのかなと少し期待してしまう。2017/11/27

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