内容説明
神に挑む――ジャンクヤードの消滅に巻き込まれたのち、黄色い空に黒い太陽が昇る世界に再生したサーフ。そこにはセラの話していた〈楽園〉とは程遠い、荒廃した大地が広がっていた。エンブリオンのメンバーの行方もわからぬまま困惑するサーフは、突如アートマに変じた戦闘部隊の襲撃を受ける。彼らはサーフを、〈協会〉によって開発された戦闘用バイオメカニック〈ASURA-01〉と呼ぶが……新たな神話を描く第4巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Take@磨穿鉄靴
16
アバチューの4巻。最後にサーフはなんとかなると思っていたが!本当に!?まあでもまだ1巻ある。このままな訳がない!いつもはクールなゲイルの怒りが人間らしくなってきた感を強め読む側のテンションも上げてくる。ストーリー展開はあまりなく4巻まできてもういいかねと思い始めていたけどラスト5巻を読ませるための引きはバッチリのまま終了。実写ではなくアニメで映画化されないかな。★★★☆☆2024/07/04
まつじん
15
楽園です。マダムはナニを考えているのだろう。どうやってオチをつけてくれるのか。あぁサーフ(主人公)はどう再構築されるのか?すぐに5巻へ!2011/11/04
よねはら
11
ゲームではゲイルが1番好きだったので、今回彼の見せ場が多くて胸熱。割と眞に同情的だった身としては、彼の末路を気の毒に思ってしまいます。誇り高く、ある意味清らかなアスラと、自分の事だけに必死な人間達の対比が何とも皮肉です。最終巻でどうなるのか、もう予測できなくて楽しみです。2013/05/01
織田秋葉
10
ゲイル大活躍。参謀型の面目躍如といったところ。ヒートは…何か深慮があると思いたい。 シンは結構大ボスかと思いきや…自己保身に走って、あまりの小物っぷりにびっくりです。 ジャンクヤードを抜ければ楽園へ、なんてことは過去編を見る限りないんだろうな~とは思ってたけど、想像以上の過酷さ。元ネタとなったバラードの世界では描かれなかった、事態に直面して人類はどういう選択をするのか、が残酷なまでの描かれ方をしていて、やりきれない。が、これと同じことが起こった時に、あながちそうならないと言い切れないところが怖い。2011/08/28
ペペロニ
9
今までの3巻であきらかにした設定や人間関係の構築がこの4巻で一気に物語にドライブを与え、もう最終コーナーを回ってあとは駆け抜けるだけ。早く最終巻を読もう。2019/01/01
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