強制除霊師・斎 （6） 哀しみの悪鬼

著者名：小林薫/斎【監修】

ぶんか社（2017/10発売）

• ISBN：9784821134977

内容説明

「私の家族・親せきには病人・自殺者が絶えません……。」その原因を代々、庭の祠に祀られた石に感じた相談者。長年にわたって封じられてきた因縁が斎の来訪によってついに暴かれる──!!　実在のドS霊能師・斎が依頼を受けた心霊案件を漫画化した5作を収録した斎シリーズ待望の最新刊!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ネムコ]

大好きなシリーズ。怖い系コミックに見えるけど、頼もしい斎さんがいるから大丈夫♪　欲求不満な死霊や、見かけは普通なのに趣味は呪詛♪なんていう傍迷惑なおばさんなど、やっぱり気持ち悪いのは人間。それらをバッサバッサと対処する斎さんが小気味良い。しかも斎さん動物好きでいっぱい猫飼ってる猫のおかあさんなんだよー。

2017/08/18

[今庄和恵＠マチカドホケン室コネクトロン]

シリーズ再読。生きてる人間に悪さをするものは執着。その執着の持ち主がすでに逝ったものであれば悪霊だし、生きていれば生き霊。霊でもなんでもなく、ただ性格が悪かったというケース、その悪しきものを排除するためにお稲荷さんが力を行使するとは。

2024/01/05

[らなん]

ほとんどのトイレには、霊がいるっていうのは、怖い。ただ、若い女性目当てだから、そうじゃない人が行くとガッカリされる、っていうのはイヤハヤなんと言って良いのやら。

2019/05/15

[らなん]

再読。亡くなられてしまったけど、強い霊感をお持ちの斎さんの除霊の話。女性と関わることなく亡くなった男性が霊となって女性に悪さをする話など。トイレにはほとんど霊がいて、女性を侍っているのだそうです。で、年配者が来ると「ババァか」とがっかりするのだとか。やれやれ。

2020/03/07

[しま]

人間が悪霊に、悪鬼にしてしまうっていうの怖いな。全然違うかもしれないけど、なんでもない石でも神様だって祀れば神様になるっていうのも同じような話かな。自分できちんと調べて見極めるの大事。わからないからこそ

2025/07/15