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内容説明
最先端の生命科学が扱う「生命」と、日常生活の中で思う「いのち」は、同じもの。科学の進歩がめざましい現在だからこそ、そのふたつをつないで語る必要があるのではないか? では、どのように語ることが可能か? 生物学者でありバイオアート作家である著者が、5つのアプローチで論じる。刺激的な生命論。
目次
プロローグ
第1章 つくりながら理解する生物学──細胞をつくるとは?
第2章 「細胞を創る」研究会をつくる
第3章 合成生物学の源流をめぐって
第4章 表現する生命科学──生命美学という試み
第5章 現代芸術における生命
エピローグ
おわりに
参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
月をみるもの
13
IT 系の業界では最新の研究のことを SOTA=State of the art と言うんだけど、それはつまり「まだ科学ではなく ART である研究」ってことなのだ、、ということに気づかされた。。2018/07/29
またの名
10
なんの疑いも抱かず「細胞膜にあるレセプターが物質Aを認識するとその信号は細胞内シグナル分子を使った情報伝達系で核に伝えられていき、遺伝子Bの発現を誘導する」といった記述を客観的だと思えるなら前半は読めるけど、本書はそこで終わらない。明らかに擬人化された記述様式が比喩と変わらないことを自覚する著者は生物学の枠を超えて、哲学や芸術も援用。科学の記述が特定のレトリックに依拠せざるをえない事実は現代哲学では常識的事項。制度化され制限された学問の枠で記せない感情や観念や問題提起の表現を、芸術にも協働させようとする。2017/02/18
ミズグ
10
本書の主要なテーマと展開は、すごく知的であることはわかった。けれど難しかった。半分以上理解できていない。2014/07/20
Humbaba
10
例え同じ物を作り出すことが出来たとしても,それでそのものが完全にわかるわけではない.無論作れた方が作れないよりはわかっていることは多いといえるだろう.しかし,それはあくまでも第一歩にしか過ぎない.2013/05/13
むとうさん
8
科学と芸術という2つの出発点から生物学を語った本。科学の求める「正しさ」と芸術の求める「美しさ」は時に相反するが、それが重なるどこかに真の「生命」の意味があるのではないか…そんな思いが込められている。「つくる」上での2種類のアプローチや「生命」の定義におけるチューリングテスト(の亜種)など、定義の線引きの難しさがある。それは私たち自身が「生命」であることに由来するのだと思う。ただ少なくとも現代科学において、生物学、「生命」に関してのみ芸術からのアプローチをむやみに持ち込むのは少々危険な香りがするな。2013/04/14
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