出版社内容情報
海で誕生した生命が陸に広がる足がかりにした海辺には、今でも多様な生きものがくらしています。しかし一方では、砂浜や干潟の消滅、打ち寄せられたごみなどによって汚染が進んでいます。海辺の生きものの多様性をさぐるとともに、海の環境の大切さについて考えます。
[第1章]海辺の地形と環境……岩でできた磯海岸/干潟や砂浜/激しい変化をくりかえす海岸 [第2章]磯にくらす生きもの……岩にくっついて生活/磯にくらす貝の仲間/貝殻をすてた貝の仲間/潮だまりの小さな世界/磯に咲いた花/迷いこんだ浮遊体/海に落ちた星?/ヨロイを着たエビやカニの仲間/いつも家探しのヤドカリ/磯にくらす魚、やってくる魚 [第3章]砂浜や干潟の生きもの……潮干狩りと干潟の貝/砂浜や干潟の貝のくらし/干潟でダンスをするカニ/そのほかの干潟のカニと砂浜のカニ/森にくらすアカテガニ/陸上生活をめざす海の生きもの/干潟は海のたいせつな浄化装置
目次
はじめに―命あふれる海辺の世界
第1章 海辺の地形と環境(岩でできた磯海岸;干潟や砂浜;はげしい変化をくりかえす海岸)
第2章 磯にくらす生きもの(岩にくっついて生活;磯にくらす貝の仲間;貝殻をすてた貝の仲間 ほか)
第3章 砂浜や干潟の生きもの(潮干狩りと干潟の貝;砂浜や干潟の貝のくらし;干潟でダンスをするカニ ほか)
著者等紹介
川嶋一成[カワシマカズナリ]
1941年、東京都に生まれる。仕事のかたわら東京綜合写真専門学校で写真を学び、「海の自然」をテーマに写真を撮りつづけ、図鑑や科学雑誌などに発表してきた。神奈川県三浦半島にくらし、毎年夏、地元で身近な海の生き物を紹介した写真展を開催している。現在、日本自然科学写真協会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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