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内容説明
男は昼から酒びたり、女は陰口……どん底の田舎町をあっと驚く手法で再生し、各マスコミで注目を集め続ける著者が、“プロの地方創生法”を伝授!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
48
池上先生もヒアリング調査された著者だったので、関心があった。どの地方にも共通するであろう田舎独特の気質を逆手にとり、物事をうまく運ぶには〝田舎独特の手法〟が必要と説く(19頁)。経験則からの信念は、◎地域の人の親楽を得られる人間になる、◎そのために地域の人の所得を挙げる(=ビジネスを創造する)、◎どんなに辛く苦しくても絶対に愚痴をはかない(33頁)。特に、3つ目は苦しいとわかる。私も不正採点、理不尽には相当痛めつけられている人生ゆえに。地方創生に欠かせないのは、地域プロデューサーの存在。2016/09/14
Aquarius
39
昨年購入していた本。新たなプロジェクトと言えば聞こえは良いが、ようになんか新しい仕事を探せという勅命を与えられ…思案していると思い出して読む。徳島の上勝町、今は葉っぱビジネスで世界的に有名になった町だが、その立役者となった著者本人の経験談をかなり直球で書いている。田舎の弊害、既得権益を振りかざす地元のドン。成功させるまでの苦労、相手は人間、やはり信頼を得るにはここまでしないといけないのだろう。考えるだけで行動しないよりも、なんでもやってみてとことんやってみて、これだけやったからいいかと思えるぐらいに。2017/01/26
さきん
27
題名から卑しさを感じたが、葉物ビジネスを確立し、中山間に現金収入をもたらした著者に興味を持ち読んだ。山間部は自然豊かで子育てするにも良い環境だと思うが、現金収入を得るのが難しい。なんとか、自給自足と資本主義社会との折り合いをつける良いアイデアがないかと考えているが、著者は様々な困難を乗り越えて、様々な取り組みをおこなっている。2016/12/01
Humbaba
8
やるべきことがある。それは、生きていく上で非常に大切なことである。ただ生きるのではなくてやるべきことをやり、それに応じた報酬をもらうからこそ人生に張りが出る。そのような充実感は、自分が社会の一員であり、かけがえのない存在だと感じられるからこそ得られる。2015/11/04
三上 直樹
4
葉っぱビジネスで知られる上勝町の「いろどり」社長・横石知二さんによる現場からの地方創生への提言。成功だらけの内容ですが、できれば数多くしたという失敗を語ってほしかったです。2016/07/08