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内容説明
その類い希な個性と驚きの技術によって注目を浴び、いとうせいこうフェスのビジュアル制作や村上春樹とのコラボレーションなど、漫画の枠を超える活動をつづける才能が挑む新境地。本格ゴシックホラー長篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bo-he-mian
13
「水で描いた線の中に墨を流し込む」という、唯一無二の手法で漫画を描く孤高のコミック・アーティスト 森泉岳土。実は映画監督・大林宣彦の義理の息子でもある(『花筐/HANAGATAMI』のポスターを描いてるのがこの人)。初期の頃から、森泉さんはゴシックホラーをやらせたらすごいのを描くだろうなぁ・・・と思っていたが、ついにやってくれました(笑)。行方不明になった妹を探して、彼女の嫁ぎ先である小田家の屋敷を訪れた主人公・真椿。その洋館は、イギリスから移築された荘厳にして曰くつきの建物・・・そして惨劇の幕が開く。2019/01/05
寝子
2
「ゴシックホラー・ロマン」というジャンルのようです。2023/03/13
gelatin
2
★★★★ ホラーです。それにつけても黒の美しさよ。さほど怖くはないのですが(私の恐怖に対するアンテナの低さのせいもありますが)、絵が美しいのでそのぶん純度が上がる気がします。ホラーの効用は、今感じている現実の気分や感情から切り離されて、シンプルかつプリミティブな感情で満たされることではないでしょうか。その世界に一瞬深く取り込まれて、そして解放される。日常に戻って、ふと、思い出してゾクッとするのはちょっとしたおまけのようでそれも楽しいのです。2017/12/01
Shun'ichiro AKIKUSA
1
すごい怖いです。。。2018/06/11
kentaro mori
0
「知ることと知らないこと どっちがいいのかなって よく考えるの」 バンドデシネ的でもある。2018/01/06