ビームコミックス<br> 報いは報い、罰は罰 下

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ビームコミックス
報いは報い、罰は罰 下

  • 著者名:森泉岳土【著者】
  • 価格 ¥1,375(本体¥1,250)
  • KADOKAWA(2017/10発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047348134

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内容説明

その類い希な個性と驚きの技術によって注目を浴び、いとうせいこうフェスのビジュアル制作や村上春樹とのコラボレーションなど、漫画の枠を超える活動をつづける才能が挑む新境地。本格ゴシックホラー長篇、上下巻同時発売。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bo-he-mian

12
森泉氏は、毎度「あとがき」もみっちり書き込む人だが、本作の下巻はいつにも増して読み応えがある(笑)。というのも、若い頃に初めて渡英した時、終始激しい眠気に襲われ、夢を視ていたか現実だったか憶えていない、という奇妙な体験をしたという。そして、本作の取材ために再びイギリスへ渡り、そこでまた奇妙な体験をした・・・その内容は読んでのお楽しみなのだが、本作を構成するのは、おそらくその時に氏が「感じた」もの・・・言葉では表せない感覚を、何とかして絵=漫画で表現しようとした、そうした試みなのではないか、と思うのだ。2019/01/05

R子

11
ゴシック・ホラー。主人公は行方不明の妹を探すために、彼女の嫁ぎ先である瀟洒な屋敷を訪ねる。しかし、突然強い眠気に襲われたり、記憶が途切れたりと不可解な出来事が重なり不安が募っていく。姿を消した人たちは一体どこへ。そして、時折感じる気配はこの屋敷の人のものか、それとも、、。不穏な空気の表現に引き込まれた。とても怖くて、主人公と一緒に何度も凍りついた。また、あとがきのイギリス取材での奇妙な体験談も面白い。2023/10/21

gelatin

3
★★★★ ホラーです。何が怖いって、主人公が徐々にその世界に取り込まれて行くのにそのことをよく自覚していなくて、靄がかかったような感覚しか持っていないところ。主人公がたまに「ん?」という訝しげな表情をするのが(またこの表情の描き方が素晴らしい)たまりません。悪意の源が明らかにされてまたゾッとするのもホラーの楽しみ。関係あるようなないようなですが、登場人物の名前も世界観を強めていてナイス。2017/12/08

Shun'ichiro AKIKUSA

2
怖い。森泉先生の芸風の幅広さを感じた。2018/06/11

TOMYTOMY

1
ヘンリージェイムスとレベッカ!! 空白と会話のバランスがめちゃくちゃ怖いという効果。2021/07/27

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