内容説明
角交換振り飛車の全てがわかる!
藤井猛九段が創案し、プロ・アマチュア問わず人気のある戦法、角交換四間飛車。その人気の理由の一つに、序盤の駒組みの分かりやすさがあります。
1、角をオープンしたまま、4手目は△4二飛
2、角を交換する
3、王様をしっかり囲う
この3点の基本を押さえるだけで、十分に戦えます。逆棒銀という明確な攻め筋があるのも心強いところです。
しかし誕生から数年がたち、居飛車の対策も確立されてきました。そしてそれに対する振り飛車の指し方も研究が進み、現在では戦法の定跡がかなり整備されています。
本書ではその定跡を振り飛車目線だけでなく、居飛車目線でも示す内容となっています。角交換振り飛車戦法を指すだけでなく、それを受けることもある大石直嗣六段がそれぞれの立場にたって解説しているので、本戦法を指している方にも対策に困っている方にも参考になる1冊となっています。
扱っている戦型もバリエーションに富んでおり、基本となる矢倉、現代的な銀冠、堅さを生かす穴熊と、居飛車の形をひと通り網羅しています。まさに角交換四間飛車が1冊で全てわかる内容です。ぜひ手にとって読んでみてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
17
後手番KK4の、居飛車と振り飛車側からみた定跡本。 KK4は普段さすのだが、相手がKK4やってきたときに居飛車側の対策で苦心してるので読んだ。地下鉄飛車は組むまでに潰されるのでなかなか難しい。本書は矢倉の玉頭位取りと銀冠とオーソドックスな戦法。この前、矢倉玉頭位取りを指してみたら勝てたので、しばらくはこれでいこうかと思う2022/03/07
hk
14
町道場のオッサンから気鋭のA級棋士まで角交換四間飛車の流行りは衰えをしらない。当初は「B級色物戦法」などと迫害されていた角交換四間飛車だが、今や完全に市民権を得た。本書は角交換四間飛車を用いる側と受けて立つ側、双方の「勘所」を解説していく(後手側が角交換四間飛車)。「端を絡めた逆棒銀の攻防」「△4四銀と出るべきか出ざるべきか」「穴熊に対する▲6五歩の是非」…… 定跡を網羅するのではなくポイントの整理といった色彩が強い。そのため角交換四間飛車にある程度精通している将棋指しが、さらに飛躍するために有用だろう。2017/12/08
キタガワ
9
角交換四間飛車をされたときの対策用に読んだ。ふわっとした感じではあるが、ある程度の対策法はわかった。2019/06/12
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