内容説明
“砂漠の虎”との戦いを経て、地球連合本部のあるアラスカを目指し続けるアークエンジェル。その追討命令をうけたアスラン・ザラは、クルーゼ隊のイザーク、ディアッカ、ニコルを率いて出撃する。親友でありながら、地球軍対ザフトという立場に引き裂かれたキラとアスラン。葛藤し続ける二人だったが、戦いの中で悲劇はさらなる悲劇を生み出し、ついに避けようのない対決の時が訪れる──。(注:紙版の巻末解説は電子版には収録されておりません)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にぃと
9
登録埋め。 SEED個人的ベスト回「二人だけの戦争」収録。なんでベストかと聞かれればカガリが好きなだけなんだけど。あと雰囲気も好き。 キラとの再会、そして対決と表紙の通りアスランの出番が多く、ダブル主人公感ある。キラとアスランのお互い本気の直接対決は現時点ではここでしか見れないはず。 戦争のなかで双方に犠牲者が。ニコルは好きなキャラクターだしそれ以上にブリッツガンダムが好きな機体だったので残念。 こうやって読み返してそういえば水中戦あったなぁ…となんだか懐かしくなった。2021/08/25
ryuetto
4
カガリにとっても、バルトフェルドの言葉は重かったのだと思っていいのかな? 何度も繰り返される「戦争をどこで終わりにすればいいのか?」「どちらかが滅びるまでか?」という問いかけを、あの時、カガリも一緒に聞いていたわけだから。 敵の兵士であるアスランを前にして、相手も同じ人間だ気づき、父親には、「戦争の根を学べ」と諭され、単純に敵を倒すことしか考えてなかったカガリがだんだんと変わっていく。そんなカガリの姿を通して、同じく苦しむキラの姿を通して、読者にもそれを考えさせていくのだから、これはやっぱりいい本だと思う2024/06/03
nas
4
やっぱこのシーンは良い。そしてめちゃくちゃ良い所で終わるな2024/02/12
スカイラ・プリメラ
4
追悼ニコル&ブリッツ。巻頭のブリッツの絵がカッコいい。それだけに遺影に見える(泣) 全てのガンダム作品の中で最もお気に入りの機体だったのに…(苦笑) 内容を反映してか、表紙もニコルが最前列(大きさではアスランだけど)。しかし、よく考えると、(話は前後するが)ストライクがブリッツを撃破しなければ、ニコルパパが核エンジン搭載MSを開発することはなかったわけで…。息子の死が最強MSフリーダムと最強パイロット・キラを生み出すことになるとは、皮肉ではある…。ブリッツの右腕がアストレイに移植されたのが私的には救い。2017/03/21
北白川にゃんこ
3
ニコルとトール!話にちょっと関わるよさそうな仲間から排除されるのだ…。2017/01/28
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