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内容説明
これは、鬼と人とが同じ世に在る物語。鬼と人とは、決して相容れぬ……決して…相容れてはならぬもの也。ワケあり呉服屋の若旦那・仁とワケあり鬼・だまり。奇妙な二人が都の夜を騒がせる！！漫画版『忍びの国』の超絶気鋭・坂ノ睦、初のオリジナル作品。挑むは「妖怪バトル」！ 坂ノ睦の激しくも妖しい筆先が、その王道的ジャンルを革新する！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
玉響
30
電子書籍無料版にて読了。―これは、鬼と人が同じ世に在る物語。鬼と人は決して相容れぬ。決して、相容れてはならぬもの也―主人公、仁に憑く鬼、だまり。だまりは“鬼食いの鬼”という。仁は復讐をする為、だまりは元の力を取り戻す為、お互いの目的の為に利用し合う。二人が離れる事は決してない。その時がくるとすれば、死のみ。でも、もしも死なずに二人が離れる事ができたというのなら、その時二人はどうなるのでしょうか？きっと分かり合えることはないのでしょう。もともと相容れぬ者同士なのだから。コメントへ→2015/05/22
ヒロ＠いつも心に太陽を！
20
ﾀｲﾄﾙに釣られて手にした｡表紙絵見た段階では買うつもりなかった｡でも裏表紙のあらすじ見て妖モノ好きの直感が｢ちょっと読んでみろ｣って(´□｀*)というわけでお買い上げ｡ん？なんか某死神漫画を思い出させるような設定もちらほら？でもこちらは対･鬼！《鬼を喰らう鬼》と《鬼に復讐を誓った若旦那》絵はあまり好みではないがこの一匹と一人の奇妙な一蓮托生関係の行きつく先は気になる。江戸が舞台とか異世界とか鬼とか若旦那とか｡私好みのｷｰﾜｰﾄﾞも多いのでこのまま２巻は読む！綺糸屋事件の真相は如何に？2013/02/19
どんぶり
16
面白いっ！好きです。絵も話も。雰囲気としては同じサンデー系列の「結界師」みたいな感じです。こちらは時代物ですが。世には鬼が存在し、丑三つ刻になると突然現れ、人を喰らう。それを退治するのが「鬼導隊」であり、見習いの「咲」は鬼から身を守る札を各家に渡して回っていた。そして『綺糸屋』という呉服屋を訪ねると「仁(じん)」という少年が出てきた。実は仁は鬼喰い鬼の「だまり」と一緒に夜な夜な鬼狩りをしていたのだった。みたいな感じです。絵が凄く雰囲気を醸し出していて話にどっぷり浸かれます。明日早速続きを買わねば！2013/10/06
なぎ
12
意外に良かった。妖怪モノいいね。続きが気になる。2015/05/13
り こ む ん
11
前作は和田竜原作の｢忍の国｣で、原作に負けず劣らずの面白さがあったので、ｵﾘｼﾞﾅﾙ作品とあって、期待して購入。面白い。坂ノさんの漫画は、邪魔にならない程度に、ｸｽッとくる一言がﾎﾟﾛっと有るのがいい。あやしやの事件。若旦那の｢追う顔のない鬼｣謎満載で、コレからの展開が楽しみ♪2014/02/19
