祥伝社文庫<br> 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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祥伝社文庫
火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

  • 著者名:今村翔吾
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 特価 ¥488(本体¥444)
  • 祥伝社(2017/09発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396342982

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内容説明

かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」――。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩から突然仕官の誘いが。壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという。「ぼろ鳶」と揶揄される火消たちを率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか。興奮必至、迫力の時代小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

701
江戸時代の火消しの話!いいねえ!面白い!江戸の火消しのシステムを学びつつ、それを統率する源吾を中心とする個性豊かな漢達に魅了されました。別名(あだ名)があるところは水滸伝のよう。羽州ぼろ鳶組の漢達以外の脇役陣にも惹きつけられるキャラクターもいて魅力的ですね。特に美雪と左門は縁の下の力持ちというところかな。羽州ぼろ鳶組のチームとしての活動も魅力的。この物語は魅力がいっぱい詰まってる作品です。2018/01/27

海猫

655
すこぶる生きが良くて面白いデビュー作。前半は火消組織結成のために一人ずつ仲間が集う展開。ここはそれぞれの人物の立たせようが良く、各エピソードに情感が乗って大いに気分が出た。負け犬の復活劇としても読ませる。前半は列伝的な面白さで、後半はチームが稼働していく面白さ。江戸火消の薀蓄に興味を惹かれるし、火災描写の臨場感と躍動感。連続放火犯との対決も現代的捜査ドラマ的なエンターテイメント性がある。大いに楽しめたのでシリーズを追うことに決定。2017/12/24

ミカママ

607
これは火消しに命をかける「粋でいなせな」男たちの躍動の物語。人気シリーズの第一弾は、それぞれのキャラ紹介と、源吾が人集めに走るさま(合間に消化活動も行いつつ)が描かれる。なにより源吾の奥方・深雪がいい。元祖リケジョなのである。ふたりの二人三脚の物語、これからどう読者を楽しませてくれるのか、幸せな思いで本を閉じた。2021/02/09

zero1

527
火消が負ければ多くの人が死ぬ。江戸時代にも【負けられない戦い】はあった。過去の事件が原因で引退した源吾。彼に再生はあるか?金無し人無しから【ぼろ鳶】は果敢に火と戦う。怪力の相撲取りを壊し屋に。二枚目の軽業師に博学の風読み。妻の深雪は数字に強い。最初は頼りにならない新之助も終盤に意外(?)な活躍。【狐火】との戦いはスピーディーで読み応えあり。ただ前半は【人に物語あり】を強調したかったのか、やや冗長。長谷川平蔵(父)や田沼意次も登場し、人気を今後のシリーズに繋げるか。直木賞作家のデビュー作。読んで損なし。2022/06/15

W-G

525
すっかり嵌まってしまった今村翔吾さん。しばらく、シリーズ物には手を出さないように、己を戒めていたものの、我慢出来ずに購入。胸熱場面をふんだんに盛り込んだ、惜しみない作風や、直撃してくるような、共感性の高い台詞まわしは、デビュー作から健在。一世代前の作家と比較して、漫画/アニメの影響を隠さない、デフォルメされたプロットも、わざとらしさがなく、間口を拡げる大きな要素となり得ている。各主要キャラの造形がとても楽しいが、深雪が特に際立って感じた。前半の口うるさい印象を、後半であれだけ愛らしく見せるのはすごい。2022/05/18

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