内容説明
神谷平蔵が下目黒村の名医・竹井筍庵に弟子入りしてふた月。そろそろ浅草に帰ろうかと思い始めた矢先、平蔵が出遭ったのは刈谷惣助という笹岡藩の脱藩浪人だった。惣助は不貞をはたらいた妻を密通相手ともども成敗し、藩を出奔してきたという。しかも、その相手は城代家老の縁者だったため、惣助には藩をあげての討手がかかっていた。討手の目を避けるため虚無僧に化け、江戸に戻った平蔵の後を追った惣助。だが、再会した二人を待ち受けていたのは、刺客集団の嵐のような襲撃だった。かろうじて撃退した平蔵と惣助を狙うさらなる剣客の群れ。闇の世界の元締め・播磨屋に差配された最大の難敵たちとの激闘の行方は?怒濤の剣戟が連続する、第人気シリーズ17弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
51
ぶらり平蔵「刺客請負人」17巻。久しぶりの新刊、平蔵さんの行動は相も変わらず、今回は兄には頼らず町方との連携で事件可決由紀さんとの関係を確実なものにした事が一歩前進か、後は医者としての知名度が上がればいいのにな~まだまだシリーズ続く予感楽しみです。2014/05/30
goodchoice
1
今回も平蔵の剣が冴えて、一件落着。それにしても平蔵はモテるなぁ。2019/07/10
いえのぶ
0
旗本の次男で町医者として暮らしている神谷平蔵は医術より剣術の腕が上。ある藩の小普請組の下級武士が浮気をした妻と相手で上級武士を殺して江戸に出奔する。藩は刺客請負人に金で殺しを依頼する。神谷は強敵の数と同じくらいよくモテる。2014/05/21
とっぽ
0
ぶらり平蔵最新巻です。相変わらずもてまくりの平蔵ですが今度こそ落ち着くところに落ち着くのか。惣助さんは良かったです。2014/04/11
depo
0
図書館本。ぶらり平蔵シリーズ第17作。2023/07/03