毎日新聞出版<br> 桶狭間の四人(毎日新聞出版) - 光秀の逆転

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桶狭間の四人(毎日新聞出版) - 光秀の逆転

  • 著者名:鈴木輝一郎
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • 毎日新聞出版(2017/07発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620108315

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内容説明

45歳、人生後半戦にしていまだ浪人暮らしの光秀、24歳、信長にこき使われても全然出世できない秀吉、19歳、若くしてすでに苦労人の家康(松平元康)、27歳、なんとしても今川義元の首をとりたい信長、これはまだ、のちに名武将となる四人の男がくすぶっていた頃の話。それぞれがそれぞれの思惑を胸に秘め、人生の一発逆転を狙い、大大名今川義元に挑む!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポチ

57
今回は桶狭間で光秀が主役で登場。この頃から4人は知り合いなのですね。こう言う設定も楽しかったから良いかな。次はどこの4人?2018/03/28

maito/まいと

29
いやはや、このシリーズ前作で“史実上”終わっていて、あとは本能寺やれるかどうか、なんて思っていたら、なんとエピソード0で来るとは(驚)しかもメインは光秀で、信長の極秘上洛?秀吉と光秀となぜか家康が極秘護衛??という摩訶不思議設定を作り上げてきた!さすがに今川義元の「信長を殺さず連れてこい」話しと尾張侵攻時の光秀らへの密命はつくりすぎではあるが、それ以外は「・・・アリかも」と思わせるほどの、リアリティ(っぽい)エビデンスの積み重ねが見事すぎる。光秀の悲哀とダメっぷりがひしひしと伝わる良作。次作はあるかな?2018/01/09

asa.com

29
四人シリーズ、信長、家康、秀吉、光秀の出会い(笑)。当時44歳の光秀と19歳の家康。老獪なイメージのある家康の純情が微笑ましいが、やはり肝の据わった人物だと分かる。信長の隠密上洛に際し、信長のパシリをしていた秀吉が身銭を切って、生活に苦しんでいた当時の光秀を雇う。そして家康は今川方でありながら、密使として秀吉と行動を共にしていたという・・・。で、言わずとしれた桶狭間の戦いへ。天を味方につけ、今川四万の大軍を打ち破る!その後日談も面白く読みました。四人のやり取りが笑えます。本格派、歴史コメディ(笑)2017/10/27

鐵太郎

23
あとは本能寺くらいしかないよな、と思っていたら、なんとなんとこの「四人」シリーズは一気に時代を遡って桶狭間。現代なら還暦にも相当する年齢で苦闘する明智光秀。才覚はあるし金勘定は上手いが武将として決定的に欠けたものがある木下秀吉。何をすべきかわからない名目だけの三河領主・松平元康。いかにして生き残るか考えている(らしい)孤高の天才・信長。今回はただの漫才じゃないぞ、まだ暗い夜明け前で呻吟する男たちの群像だ。いいじゃない、こんなのも。次は、どんな舞台が四人に与えられるのかな。2018/02/18

布遊

22
歴史「小説」であって「歴史」小説ではないとのこと。明智光秀の戦国就活物語。家康・秀吉・信長が20歳代、光秀が45歳くらいで、4人の出会いから桶狭間の戦いまでのお話。この手の本はあまり読んだことはなかったが、読んでみたいとは思っていた。図書館の新刊コーナーにあったため、思い切って借りてみた。最初はとっかかりにくかったが、だんだん面白くなってきた。「一流の人は、実績が一流なのではなく、空気が一流」「夜明け前は一日のうちでもっとも寒い」「老いるとは経験の数と選択肢の数を交換すること」作家さん、読書メーターの感想2017/12/10

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