一迅社文庫アイリス<br> ひねくれ宰相とエルフの姫君 恋をしたまえ、この僕に。

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一迅社文庫アイリス
ひねくれ宰相とエルフの姫君 恋をしたまえ、この僕に。

  • ISBN:9784758044233

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内容説明

エルフの末裔である伯爵令嬢のレナは、心を凍らせ、祖母や兄に言われるがまま、王子妃を目指していた。ところが、16歳になってから状況は一変。王子は別の女性と婚約し、家族は事故で行方不明になり、伯爵家は乗っ取られそうに! 窮地に陥ったレナは、兄の親友だという青年宰相ヴィクトリアスに助けられたのだが……。一人では危険だと彼の屋敷に連れ去られ、結婚を迫られてしまって!? 凍える少女の心を溶かす、ラブファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋製 

21
遠い昔は交流があったエルフ族と人族。エルフ族空送られた叡智の恩恵を、人族は争いに利用してしまう。感情の乏しかったエルフ族は最初は楽しい気持ちを、最後に哀しみを覚え人の世から去っていってしまう。ただ一人のエルフ貴族を残して・・。エルフ貴族の末裔で、エルフの地を強く受け継いだ貴族の姫君、レナと彼女の家がある理由で毛嫌いしている貴族の嫡子で次期宰相のヴィクトリアスの物語。 2013/08/10

ricotta

6
これは面白かった!ヴィクトリアスの頭のねじ外れっぷりが度を越していて、そこがいい。この変態さんというか熱心なファンというか阿呆の子というか犯罪者予備軍の方、早く助けてあげてくださいと何度思ったことか。すれ違いもレナの感情も丁寧に描かれていて少女小説ならではの、きゅん、も有り。甘く、笑えて頭空っぽになれました。描写や比喩がツボって読んでいて楽しかったです。キャラ紹介で兄たちの絵を出さなかったのは、「あえて」ですかね…2013/04/30

でんか

5
きらいではないほう。コメディと思う。文章自体は読みにくくはないんだが、場面転換がうまくない印象。ヒロインはエルフの末裔のお姫様。本人はともかく、家族のキャラがイケてなくて読んでてつらい。ヒーローはかなり変で、ヤンデレ執着ベースのひとなんだが、それに徹しきれてないので、どうも読んでいてイメージが定まらない男。エピソードそのものは読んでて面白いんだが、つぎはぎ風で、惜しい感じ。ただ、雰囲気がきれいなのや、口説き文句をぽいぽい放ってくるヒーローなどが結構好きなので、お話全体としては嫌いじゃない一冊。2017/10/27

のんたん

5
ほとんど変態の域まで達しているヒーローのヒロインへの片思いがあっぱれで、可愛らしくさえ感じた。普段強面の切れ者次期宰相のヒーローが愛おしい。2015/03/28

ろま

5
主役カップルがとにかく可愛くて可愛くて悶絶させられました。ヴィクトリアスがどんどん(変態の)本領を発揮していく姿が微笑ましくも恐ろしくもあり、これからのレナが大変だろうなあとニヤニヤしてしまいます。欲を言ってしまえば二人の幸せな生活をもう少し覗ける機会があれば嬉しいです。とっても面白かった!2013/05/09

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