集英社新書<br> 大予言 「歴史の尺度」が示す未来

個数:1
紙書籍版価格 ¥924
  • Kinoppy
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

集英社新書
大予言 「歴史の尺度」が示す未来

  • 著者名:吉見俊哉【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 集英社(2017/06発売)
  • もうすぐ立春!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/30)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087208801

ファイル: /

内容説明

アベノミクスと莫大な日本の国家債務、加えて格差拡大や終わりなき少子超高齢化、さらにはイギリスのEU脱退やアメリカのトランプ政権誕生など、先行きに不透明さが増す中、多くの人々が底知れぬ不安を抱えながら暮らしている。このような混迷を極める時代に未来を見通すには「歴史の尺度」が必要である。本書では、25年単位を核として、150年、500年といった長期の尺度も用いながら、歴史を構造的に捉えていく。この3つの尺度を駆使すれば、今後、世界が辿る道筋が見えてくる。知的興奮に満ちた刺激的な論考! 【目次】序章 歴史のメガネをかける/第一章 二五年単位説――一八四五年から二〇二〇年まで/第二章 世代間隔と人口転換――二五年単位説の人口学的理解/第三章 長期波動と資本主義――経済循環から眺める世界史/第四章 五〇〇年単位説――近代の「入口」と「出口」/第五章 二五年後の未来 長い一世紀後の未来――未来の尺度/終章 世代史と世界史をつなぐ/あとがき/参考文献

目次

序章 歴史のメガネをかける
第一章 二五年単位説――一八四五年から二〇二〇年まで
第二章 世代間隔と人口転換――二五年単位説の人口学的理解
第三章 長期波動と資本主義――経済循環から眺める世界史
第四章 五〇〇年単位説――近代の「入口」と「出口」
第五章 二五年後の未来 長い一世紀後の未来――未来の尺度
終章 世代史と世界史をつなぐ
あとがき
参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小鈴

23
凄い本だ。直後の感想をとどめておこう。目次を見ただけでわかる。見田宗介「現代社会はどこに向かうか」論文の吉見俊哉からのラブレターなのだ。生物としての人類の歴史から資本主義いわゆる近代をロジステック曲線から語り、曲線を上りきった後に訪れる平衡な社会(高原)の思想について思索する見田。吉見は社会科学の知を動員して資本主義の時間のリズム、歴史の眼鏡を説明してついに5章で大予言へ!が、そこは残念。吉見は学者であって思想家ではなかった。その先の世界の片鱗は見田の言葉を聞いた方がよい。 でも、とてもよい本でした。2018/01/13

樋口佳之

20
コンドラチェフとは随分久しぶりに聞く名前/親子世代間隔の25年はなるほどかも。ギリギリ兄弟姉妹が収まる10年は確かに短過ぎ/拡張期にあっては関与する諸主体がいずれも拡張の恩恵に与かることができ、したがってこれらの諸主体は相互に調整しながら全体の秩序を維持していくことができます。/社会全体が収縮期に入っていくと、諸主体は相手の領分に侵入し、衝突や血みどろの競争が始まります。/海の波も砕ける時はカオスだしね/しかし、本当の変革は困難な時代にしか起こりません。/もう少し長生きしたくなる内容でした。2018/01/16

rico

18
歴史を俯瞰し、未来を見る手がかりとなる一冊。時間というモノサシをあて、色々な角度から光をあてていくと、歴史が一定の周期で動いていることが見える。法則性がわかれば未来も見える。暗記に苦しめられた歴史も、こういう見方で学べば楽しい。筆者が押してる25年というモノサシだけでなく、他の色々なモノサシを使ってみても、どうやら今は歴史の大きな転換点に差し掛かっている模様。覇権がアメリカから中国に移っていくあたりまでは想定できるとして、次のブレークスルーはどんな形で来るのか。そもそも人類はもちこたえるのだろうか。2018/04/13

coolflat

16
歴史には一定の周期性がある。本書は、コンドラチェフ、シュンペーター、ロストウ、マンデル、ウォーラーステインなどの論者が唱える、25年周期説、150年周期説、500年周期説を分析し、これらの周期予測から2020年以後の未来を予測している。本書を読んで膝を打ったのは、1970年代以後の歴史が緩やかに減速(衰退)しているということだ。同じ25年間でも、例えば、1870年から1895年(明治維新~日清戦争)や1945年から70年(敗戦~経済大国)と比べて、1970年から95年では、歴史の変化のスピードが全く違う。2018/01/04

lllともろー

7
近代以降の歴史を構造から読み解く試み。納得させられてしまうが…2017/09/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11667014

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。