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内容説明
現在のデフレ現象に関して「デフレとは何か、なぜ起きるのか、何をもたらすのか」などの疑問をすべて解明。同時に、日本経済再生に必要な政策は何かを論じる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
93
岩田日銀副総裁が15年位前に書かれたデフレに関する著作です。デフレに関する一番の著作であると思われます。歴史や理論をきちっと整理してくれて非常にわかりやっすく分析されています。ただやはり今の状況から脱却できるのは金融政策ではないと思われます。この本の最後に脱出方法としてインフィレ・ターゲット理論が書かれていますが機能していません。金の動きばかりではなく、産業構造の方向性や考え方をよく分析していくべきでしょう。2016/04/15
Oezy_k
4
出版されてからだいぶ時間がたったが、同じ議論が繰り返されていることがわかる。新書などでインタゲ論を知った人はこれを読み進めるといいのではないか。2010/12/09
脳疣沼
3
日銀副総裁の著者が書いたアベノミクスのバイブル的な本。巷に溢れかえっている賛/反アベノミクス本は、この本の内容を薄めたようなものばかりだ。2017/07/26
Fumi Kawahara
3
死ねよおおおおおおおおおおおっっっ!!!「構造改革しないと」とか、「銀行はほいほい金貸したあげくに尻拭いはわてらの税金かよ」とか言ってた自分んんんん!!!1998年卒で、周りで内定取り消し続出で泣いてたヤツがどんだけいたか、やっと入った会社がどんな風に貸し剥がしされて民事再生したか、どんどん減って行ってついには0になったボーナス通知を白い目で見るしかなかったあの日。懇切丁寧に、用語の定義まで一個一個丁寧に説明してくれて、分りやすくデフレという状況を説明してくれる一冊でした(-_-)そう、今や私はリフレ派。2017/06/20
Kotte
3
この人の論理の切れ味はいつも鋭い。詳細に入ると私には吟味できませんでしたが。プロパーの方でも十分読むに値すると思いますが、素人が経済学的素養を身につけるにもいいかと。2012/02/12